りん‐てん【輪転】
[名](スル) 1 輪が回ること。また、輪を描いて回ること。 2 《「りんでん」とも》「輪廻(りんね)」に同じ。「一切の衆生は五道を—し」〈康成・抒情歌〉
りんてん‐き【輪転機】
印刷機械の一。版を巻きつけた円筒と、これを圧しながら回転する円筒との間に、ふつう巻き取り印刷紙を通して連続的に印刷するもの。短時間に大量印刷ができ、新聞・書籍などの印刷に使用。活版用やオフセット...
りん‐とう【輪塔】
「五輪塔」に同じ。「左に火焔の—あり」〈謡・老松〉
りん‐とう【輪灯】
仏前に灯を献ずるための、天井からつるして油皿をのせる器具。
りん‐どく【輪読】
[名](スル)数人が一つの本を順番に読んで解釈をし、問題点について論じ合ったりすること。「徒然草を—する」「—会」
りん‐ね【輪廻】
[名](スル)《「りんえ」の連声》 1 《(梵)saṃsāraの訳。流れる意》仏語。生ある者が迷妄に満ちた生死を絶え間なく繰り返すこと。三界・六道に生まれ変わり、死に変わりすること。インドにおい...
りんね【輪廻】
森田草平の自伝的長編小説。「女性」誌の大正12年(1923)10月号から大正14年(1925)12月号にかけて連載。大正15年(1926)単行本刊行。
りんね‐てんしょう【輪廻転生】
「輪廻1」に同じ。
りんのう‐じ【輪王寺】
栃木県日光市にある天台宗の門跡寺院。山号は、日光山。天平神護2年(766)勝道が開創。四本竜寺(のちの満願寺)と称した。慶長18年(1613)天海が入寺、徳川家康の墓所として東照宮を造営。のち、...
りんのうじ‐の‐みや【輪王寺宮】
輪王寺の門跡であった法親王の称号。