ち‐の‐わ【茅の輪】
夏越(なご)しの祓(はらえ)に用いる。チガヤまたはわらで作った大きな輪。くぐると疫病をまぬがれるとされる。あさじのなわ。すがぬき。《季 夏》「子を連れて—を潜る夫婦かな/大江丸」
つき‐の‐わ【月の輪】
1 月。特に、満月。げつりん。 2 満月にかたどった丸い形。また、その形のもの。わら製の釜敷(かましき)、袈裟(けさ)につける飾り物、釣り花瓶など。 3 ツキノワグマののどの下にある、半月形の白い毛。
つきのわ【月輪】
京都市東山区の地名。東福寺・泉涌寺がある。
つり‐わ【吊り輪/吊り環】
《ふつう「つり輪」と書く》体操で、上からつり下げた2本のロープの先に手で握るための輪をつけた用具。また、これを用いて行う男子体操競技の一種目。
つる‐わ【弦輪】
弓の弦の両端にこしらえる小さな輪。弦を張るとき、弓の本筈(もとはず)・末筈(うらはず)に掛ける。
てつ‐りん【鉄輪】
1 鉄の輪。かなわ。 2 汽車などの車輪。また、汽車。
てん‐ぼうりん【転法輪】
仏が教えを説くこと。説法。法輪は仏の教えを転輪王の武器である輪宝になぞらえたもので、転は説くこと。
てん‐りん【転輪】
輪を回すこと。また、回転する輪。 「転輪王」の略。
で‐ぐるわ【出郭/出曲輪】
城の外郭に張り出して、城の外衛とする構築物。でじろ。でまる。
とうき‐ごりん【冬季五輪】
⇒オリンピック冬季競技大会