かい‐せん【廻船/回船】
港から港へ旅客や貨物を運んで回る船。中世以後に発達し、江戸時代には菱垣(ひがき)廻船・樽(たる)廻船のほか、西回り航路・東回り航路、さらに北国廻船が成立して船による輸送網が発達した。
かい‐そう【海送】
[名](スル)海上を船舶で輸送すること。海上輸送。
かいちゃく‐まい【回着米】
陸上輸送により、産地から市場に運ばれてきた米。→入津米(にゅうしんまい)
かいてい‐ケーブル【海底ケーブル】
海底に設置したケーブル。電信・電話・電力輸送用。海底電線。
かこ‐やく【水主役】
1 中世、領主が浦方から軍船や輸送船の水夫(かこ)として徴発した夫役(ぶやく)。 2 江戸時代、沿海の漁民・農民に課した税。多く、金銀納。
か‐しゃ【貨車】
貨物輸送用の鉄道車両。有蓋(ゆうがい)車・無蓋車・冷蔵車などがある。
カスケード‐トンネル【Cascade Tunnel】
米国ワシントン州中央部にある鉄道トンネル。カスケード山脈中のスティーブンス峠を横断する。1900年に開通。1929年に急勾配区間がない第二カスケードトンネルが開通し、輸送力が向上した。全長約12...
か‐もつ【貨物】
1 貨車・船舶・トラックなどで輸送する物資。 2 「貨物列車」の略。「—が通る」 3 品物。荷物。かぶつ。「おみや母子への土産にとて、浜にて整へたる『形なき—』」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
かもつ‐せん【貨物船】
貨物を主に輸送する船舶。法規上は12名以下の旅客設備をもつものを含める。
かもつりよううんそう‐じぎょう【貨物利用運送事業】
荷主と運送契約を結び、最適な輸送手段を利用して貨物を運ぶ事業。自らは輸送手段を持たず、船舶・航空・鉄道・自動車など他の運送事業者が提供する輸送サービスを利用する。集荷・配達を併せて行うか否かによ...