うし‐かけ【牛駆け/牛駈け】
昔、陰暦5月5日、大坂北野辺で、野飼いの牛を連れてきて花を飾り、自由に放し遊ばせた行事。牛の藪入(やぶい)り。
うしぶか【牛深】
熊本県、天草下島(あまくさしもじま)南端にあった市。平成18年(2006)3月、周辺9市町と合併して天草市となる。→天草
ウジュンクロン‐こくりつこうえん【ウジュンクロン国立公園】
《Ujung Kulon National Park》インドネシアのジャワ島西端にある国立公園。ジャカルタの南西約160キロメートルに位置し、熱帯雨林が広がる。ウジュンクロン半島、クラカタウ島お...
うす‐はた【薄機/薄繒】
「薄物1」に同じ。「佐保姫の織りかけさらす—の霞たちきる春の野辺かな」〈古今六帖・五〉
ウスルタン【Usulután】
中央アメリカ、エルサルバドル南東部の都市。ウスルタン県の県都。ウスルタン山の南麓に位置する。周辺には農地が広がり、サトウキビ、穀物、コーヒーを産する。太平洋岸のヒキリスコ湾自然保護区は広大なマン...
ウズベク‐ご【ウズベク語】
チュルク語系諸言語の一つで、ウズベキスタン共和国の公用語。周辺諸国のほか、アフガニスタン北部などでも話される。
うずまき
(うづまき)上田敏の中編小説。明治43年(1910)発表。詩人・英文学者として知られる著者による唯一の小説。 (渦巻)渡辺霞亭による長編の家庭小説。華族の家督相続争いの中で苦難を乗り越えてい...
うそ【鷽】
1 アトリ科の鳥。全長16センチくらい。頭は黒く、背は青灰色。雄はほおの辺りに淡紅色の部分がある。山地の樹林にすみ、フィーフィーと口笛を吹くような声で鳴く。うそどり。うそひめ。《季 春》「—なく...
うたかた
渡辺淳一の恋愛小説。既婚者同士の不倫を描く。平成元年(1989)より「読売新聞」に連載。平成2年(1990)に単行本が刊行されると、「うたかた族」という造語が流行して話題となった。
うたて・し
[形ク] 1 嘆かわしい。情けない。「常に思ひ嘆くと聞きはべれば、いと—・くなむ」〈宇津保・蔵開上〉 2 気に入らない。いやだ。「こちたく酔ひののしりて、—・くらうがはしき事ども」〈栄花・つぼみ...