つじうら‐うり【辻占売り】
夜、遊里などで辻占3を売ってあるく人。
つじうら‐せんべい【辻占煎餅】
辻占を中に挟み込んだ巻き煎餅。
つじ‐うり【辻売り】
「辻商い」に同じ。
つじ‐おどり【辻踊(り)】
辻に集まって踊ること。また、その踊り。盆踊りなど。
つじ‐かご【辻駕籠】
町の辻などに待っていて客を乗せる駕籠。町駕籠。
つじ‐がため【辻固め】
貴人の外出の際などに、辻々に立って道筋を警戒すること。また、その役。「—の兵数十人、長具足(ながぐそく)立て並べ」〈曽我・九〉
つじ‐が‐はな【辻が花】
模様染めの名。室町中期から桃山時代にかけて盛行。帷子(かたびら)(麻布の単(ひとえ)の着物)に紅を基調にして草花文様を染め出したもの。絞り染めに、描絵・摺(す)り箔・刺繍(ししゅう)をほどこした...
つじ‐しずお【辻静雄】
[1933〜1993]料理研究家。東京の生まれ。大阪読売新聞の記者を経て料理家となる。フランス料理の研究活動を続けるかたわら、昭和35年(1960)に辻調理師学校(現、辻調理師専門学校)を設立、...
つじ‐つま【辻褄】
《「辻」は裁縫で縫い目が十文字に合う所。「褄」は着物の裾の左右が合う所》合うべきところがきちんと合う物事の道理。「話の—を考える」
つじ‐ばん【辻番】
1 江戸時代、江戸市中の武家屋敷町の辻々に幕府・大名・旗本が自警のために設置した見張り番所。また、そこに勤めた人。町方の番所は自身番という。辻番所。 2 「辻番火鉢」の略。