どう‐てん【動転/動顛】
[名](スル) 1 非常に驚いて平静を失うこと。驚きあわてること。「突然の悲報に—する」 2 移り変わること。「近くは慈尊の出世を待ち、遠くは三世に—なしとかや」〈盛衰記・二八〉
ドウバヤズット【Doğubeyazıt】
トルコ東部の都市。イラン、アルメニアとの国境に近く、ノアの方舟の伝説で知られるアララト山の麓に位置する。18世紀にクルド人領主によって建造されたイサクパシャ宮殿が残っている。ドウバヤジット。
どこ‐ぞ【何処ぞ】
[連語]どことはっきり指定できない場所をさす語。どこか。「—おけがなさいませんでしたか」「—近くへ出かけました」
ドミネ‐クオバディス‐きょうかい【ドミネクオバディス教会】
《Chiesa del Domine Quo Vadis》イタリアの首都ローマ南東部、アッピア街道近くにある教会。紀元1世紀、ローマ皇帝ネロの治世下、キリスト教徒に対する迫害から使徒ペテロが逃げ...
ドライミスト【drymist】
水を霧状にして噴射し、地面近くの温度を下げる装置。水が蒸発する際に気化熱が奪われることを利用したもの。水の粒子は極めて微細なため、人が触れても濡れたように感じられない。商標名。
ドン‐エンガス【Dun Aengus】
アイルランド西部、アラン諸島のイニシュモア島にある先史時代の遺跡。島の南側、海面からの高さが100メートル近くある断崖の上に半円形の石壁が残っている。古代ケルト人が築いた砦(とりで)か神殿と考え...
ナイニタール【Nainital】
インド北部、ウッタラカンド州の町。標高約2000メートルに位置し、ナイニ湖を中心に集落が広がる。19世紀半ばに避暑地として建設。中国との国境に近く、インド軍の駐屯地がある。
ナコン‐サワン【Nakhon Sawan】
タイ中部の都市。ナコンサワン県の県都。中部と北部を結ぶ交通の要地であり、かつて米やチーク材の集散地として栄えた。チャオプラヤー川の支流ピン川とナーン川の合流点および同国最大の沼地ボラポット湖に近...
ナザレ【Nazaré】
ポルトガル西部、大西洋に面する港町。名称は、4世紀に聖職者がイスラエルのナザレから聖母像を持ち込んだことにちなむ。コスタ‐デ‐プラタの代表的な海岸保養地の一。海岸近くのプライア、丘の上にある旧市...
ナジカニジャ【Nagykanizsa】
ハンガリー西部の都市。クロアチア、スロベニアとの国境に近く、古代よりアドリア海沿岸を結ぶ交易路の中継地だった。中世にはハンガリー王国のオスマン帝国に対する防衛拠点が置かれた。1930年代に油田が...