ちゅうしんきょくげん‐ていり【中心極限定理】
母集団から無作為にn個の標本を抽出することで得られる標本平均の分布は、nが大きくなるにしたがって、正規分布に近づくという定理。すなわち、母集団の確率分布によらず、同じ平均と分散で表される正規分布...
とういつげんし‐しつりょうたんい【統一原子質量単位】
原子や分子の質量を表す単位。静止して基底状態にある質量数12の炭素の12分の1、すなわち近似的に1.6605391×10−27キログラムを1統一原子質量単位とする。SI併用単位のドルトン(記号Da)...
どう‐しゃ【硇砂/磠砂】
《「磠」の字音は「ろ」だが、字形の近似から、「硇」に通用させたものか》塩化アンモニウムの古名。ろしゃ。
ノイマンコップ‐の‐ほうそく【ノイマンコップの法則】
固体のモル比熱は、近似的にその固体を構成する成分元素の原子熱の和に等しいという法則。ドイツのF=E=ノイマンとH=F=M=コップが見出した。合金の場合に最もよく成り立つ。
ははそ【柞】
1 コナラの別名。古くは近似種のクヌギ・ミズナラなどを含めて呼んだらしい。また、誤ってカシワをいうこともある。《季 秋》 2 《語頭の2音が同音であるところから》母の意にかけて用いる。「いかにせ...
バイキュービック‐ほう【バイキュービック法】
《bicubic interpolation》コンピューターによる画像処理で、画像の回転・拡大・変形を行うときの画素補間法の一。求めたい画素の周辺の4×4画素(16画素)の輝度値を参照し、三次式...
ビュフォン‐の‐はり【ビュフォンの針】
等間隔の平行線を引いた床に、多くの針を落とした場合、線と針が交差する確率を求めるという数学上の問題。18世紀フランスの博物学者ビュフォンが提起。平行線の間隔dよりも針の長さlが短い場合、その確率...
ファインマン‐ダイアグラム【Feynman diagram】
場の量子論で、時空における素粒子の相互作用を直感的に表した図。一定の規則に基づいて粒子の振る舞いを記述し、摂動展開という近似計算を行うことで、粒子の各種物理量を定量的に求めることが可能となる。米...
フレネル‐かいせつ【フレネル回折】
《Fresnel diffraction》光の回折現象の一。光源または観測点が、回折物体から有限の距離にあり、そのため、光を平面波と近似できない場合をさす。フランスの物理学者フレネルの名にちなむ...
ぶんしきどう‐ほう【分子軌道法】
分子内の電子の運動状態を、分子全体に広がった分子軌道で表せると仮定し、着目する電子の波動関数の重ね合わせによって電子の状態を近似的に求める手法。量子化学や計算化学の分野で広く用いられ、コンピュー...