よしわらてびきぐさ【吉原手引草】
松井今朝子の時代小説。遊女の失踪の謎に迫る。平成19年(2007)刊行。同年、第137回直木賞受賞。
よ・せる【寄せる】
[動サ下一][文]よ・す[サ下二] 1 近づく。寄る。また、攻めて近くに迫る。「波が岸辺に—・せる」「敵勢が—・せて来る」 2 (普通「よせてもらう」「よせていただく」の形で)訪問する意のへりく...
リスク‐テーク
[名](スル)《risk takingから》危険を承知で行うこと。危険を冒すこと。リスクテーキング。「日銀にさらなる—を迫る」
塁(るい)を摩(ま)・する
《「春秋左伝」宣公一二年から》 1 敵陣の間近にまで迫る。 2 技量や地位がほとんど同等になる。「師の—・する」
わがはいはねこであるさつじんじけん【「吾輩は猫である」殺人事件】
奥泉光のファンタジー小説。平成8年(1996)刊。夏目漱石の小説「吾輩は猫である」の文体を模倣しつつ、溺死したはずの猫の「吾輩」が、仲間たちとともに苦沙弥(くしゃみ)先生の死の謎に迫る。