はり‐せんぼん【針千本】
フグ目ハリセンボン科の海水魚。全長約35センチ。背側は褐色、腹側は白色。体表にうろこの変化した可動性の大きなとげを4、500本密生し、危険が迫ると体をふくらませてとげを立てる。温・熱帯海に広く分...
ばしょうしちぶしゅうひょうしゃく【芭蕉七部集評釈】
安東次男による、松尾芭蕉「七部集」の評釈本。昭和48年(1973)刊行。連句の評釈を通じて蕉風の本質に迫る。続編は昭和53年(1978)に刊行。
ばん‐かん【万感】
心にわき起こるさまざまの思い。「—胸に迫る」
バンダルギン‐こくりつこうえん【バンダルギン国立公園】
《Parc national du banc d'Arguin》モーリタニアの西部、大西洋沿岸に広がる国立公園。面積は1万2000平方キロメートル。およそ半分が海域で、沖合は寒流と暖流が交わるた...
パスー【Passu】
パキスタン北部、ギルギットバルティスターン州の上部フンザとよばれるゴジャール地方の村。同地方の中心地グルミットの北約15キロメートル、カラコルムハイウエー沿いに位置する。カラコルム山脈のパスー峰...
ひ【日】
1 (「陽」とも書く) ㋐太陽。日輪。おひさま。「—が昇る」「—が沈む」「—が傾く」 ㋑太陽の光線。日ざし。日光。「—がさす」「—に干す」「—に焼ける」 2 日の出から日没までの間。ひるま。「—...
ひし‐ひし【緊緊/犇犇】
[副] 1 強く身に迫るさま。切実に感じるさま。「責任の重さを—と感じる」 2 すきまのないさま。ぴったり。「伝馬や艀(はしけ)が—と舳(へさき)を並べた」〈風葉・世間師〉 3 強く押されて鳴る...
ひ‐しょ【避暑】
[名](スル)涼しい土地に一時移って、夏の暑さをさけること。《季 夏》「—の宿うら戸に迫る波白し/犀星」 [補説]作品名別項。→避暑
ひっ‐ぱく【逼迫】
[名](スル) 1 行き詰まって余裕のなくなること。事態が差し迫ること。「情勢が—する」「財政が—する」 2 苦痛や危難が身に迫ること。「身心悩乱して、五体—しければ」〈太平記・二三〉
ひょうもん‐だこ【豹紋蛸】
マダコ科の頭足類。全長約10センチ。体表は淡黄色に褐色の帯模様で、危険が迫ると鮮やかな青色の輪状紋があらわれる。主に太平洋からインド洋にかけての熱帯・亜熱帯域にすみ、日本では房総半島以南でみられ...