ひん【瀕】
[人名用漢字] [音]ヒン(漢) 1 水と接した所。みぎわ。岸。「水瀕」 2 すれすれまで近づく。迫る。「瀕死」
ふうばいか【風媒花】
武田泰淳の長編小説。昭和27年(1952)「群像」誌に連載。中国文化研究会に関わる人々の姿を描きつつ、敗戦後の日本人の中国に対する罪の意識に迫る。
へん‐かく【変革】
[名](スル)変えて新しいものにすること。また、変わって新しいものになること。改革。「認識の—を迫る」「制度を—する」
ペネロペ【Pēnelopē】
ギリシャ神話で、イタカ島の王オデュッセウスの妻。トロイア戦争に出征したまま音信の絶えた夫を、貞淑に20年待ち続けて再会した。この間、再婚を迫る多くの男たちに対して、夫の父の棺衣を織り上げてからと...
ほえ‐つ・く【吠え付く】
[動カ五(四)]ほえながら迫る。ほえかかる。「犬に—・かれる」
ほっかい【HOKKAI】
高樹のぶ子の長編小説。現代に生きる女性作家の「私」が、明治大正期の日本画家、高島北海(ほっかい)の実像に迫る。平成17年(2005)刊行。第56回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
ほん‐しつ【本質】
1 物事の根本的な性質・要素。そのものの、本来の姿。「—に迫る」「—を見きわめる」 2 哲学で、存在するものの基底・本性をなすもの。 ㋐偶有性に対立し、事物に内属する不変の性質。 ㋑実存に対立し...
ぼ‐しょく【暮色】
夕暮れの薄暗い色合い。暮れかかったようす。「—が迫る」
ま【摩】
[常用漢字] [音]マ(呉) [訓]する さする こする 1 こする。さする。触れる。「摩擦・摩滅/按摩(あんま)・肩摩・減摩・揣摩(しま)」 2 接触するほど近づく。迫る。「摩天楼」 3 梵語...
ま・する【摩する】
[動サ変][文]ま・す[サ変] 1 こする。みがく。「奮然立ち上がって更に—・する腕の無念さ」〈一葉・うもれ木〉 2 ある線にすれすれになるほど近づく。迫る。接近する。「先人の塁を—・する」「天...