ちん【陳】
[常用漢字] [音]チン(漢) [訓]つらねる ならべる のべる ふるい 1 平らに並べる。つらねる。「陳列」 2 申し述べる。「陳謝・陳述・陳情/開陳・具陳」 3 古い。「陳腐/新陳代謝」 [...
ちん‐げん【陳言】
[名](スル) 1 《「陳」は古い意》古くさい言葉。陳腐な言葉。「因循姑息(こそく)の—と為し」〈鉄腸・雪中梅〉 2 《「陳」は述べる意》言葉を述べること。「兵隊を本国へ帰送すること、なりがたき...
ちん‐じゅつ【陳述】
[名](スル) 1 意見や考えを口頭で述べること。「公聴会で意見を—する」 2 訴訟の当事者または関係者が裁判所に対し、自己の申し立てを理由づけ、あるいは相手方の申し立てを排斥するために、事実や...
ちん‐じょう【陳情】
[名](スル)目上の人に、実情や心情を述べること。特に、中央や地方の公的機関、または政治家などに、実情を訴えて、善処してくれるよう要請すること。また、その行為。「国会に—する」「—団」
ちん‐じょう【陳状】
1 実状を述べること。また、その文書。 2 中世の訴訟で、訴人(原告)の訴状に対して、論人(被告)が提出した弁駁(べんぱく)反論の申し状。→訴状
ちん・ずる【陳ずる】
[動サ変][文]ちん・ず[サ変] 1 申し述べる。言葉で述べる。「力を極めて、其の得失を—・ずれども」〈竜渓・経国美談〉 2 言い張る。主張する。釈明する。「こんこんと奉行へも申し—・じ、ひたす...
詰(つ)まるところ
いろいろと考えたあげくにたどりついたことを述べるときに用いる。要するに。結局。「失敗の原因は—資金の不足だ」
つらね【連ね/列ね】
1 中世の猿楽・延年舞の演目の一つで、言葉や歌謡を朗唱するもの。連事(れんじ)。つらねごと。 2 歌舞伎で、主に荒事の主役が、花道などで述べる長ぜりふ。縁語・掛け詞(ことば)を使った音楽的せりふ...
てがら‐ばなし【手柄話】
手柄を述べる話。特に、手柄の自慢話。
手(て)を取(と)・る
1 親愛の気持ちなどを表すために他人の手を握る。「—・って何度も礼を述べる」 2 親切に教え導くようすにいう。「初歩から—・って教え込む」