戌(いぬ)亥(い)子(ね)丑(うし)寅(とら)
《「いぬいね」を「犬去(い)ね」にかけて続けた言葉》犬に追われたり、囲まれたりしたときに、退散させるために唱える呪文(じゅもん)。
うし‐まつり【牛祭】
陰暦9月12日(現在は10月12日)の夜に京都市右京区太秦(うずまさ)の広隆寺で行われる祭り。摩多羅神(またらじん)の役は白紙の仮面をかぶり、異様な服装をし、牛に乗って寺内を一巡し、国家安穏・五...
おに‐まつり【鬼祭(り)】
修正会(しゅしょうえ)・節分などに行われる行事。鬼が降伏・退散する追儺(ついな)の形式が一般的。鬼会(おにえ)。
おんてき‐たいさん【怨敵退散】
怨敵を退散させること。降伏(ごうぶく)の祈願などで唱える。
かくおん‐じ【覚園寺】
神奈川県鎌倉市二階堂町にある真言宗泉涌寺(せんにゅうじ)派の寺。山号は鷲峰(じゅぶ)山。院号は真言院。建保6年(1218)北条義時建立の大倉薬師堂を永仁4年(1296)北条貞時が元寇退散祈願のた...
さん【散】
[音]サン(呉)(漢) [訓]ちる ちらす ちらかす ちらかる [学習漢字]4年 1 四方にちらばる。ばらばらになる。ちらす。「散会・散華(さんげ)・散在・散乱/雲散・解散・四散・集散・退散・発...
しょうめん‐こんごう【青面金剛】
帝釈天(たいしゃくてん)の使者の金剛童子。身体は青色で、六臂(ろっぴ)または二臂、四臂、目は赤くて三眼で、怒りの形相をとる。病魔を退散させる威力があるとする。後世、道家の説が加わり、庚申(こうし...
ちょう・ず【調ず】
[動サ変] 1 ととのえる。調達する。「風衣(とんびがっぱ)の旅服を—・ぜり」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 2 料理する。調理する。「若菜など—・じてやと」〈源・若菜下〉 3 祈って怨霊や物の怪(け...
つる‐うち【弦打ち】
物の怪(け)などを退散させるまじないとして、矢をつがえずに弓の弦を引き鳴らすこと。また、それをする人。弓弦(ゆづる・ゆみづる)打ち。鳴弦(めいげん)。
ひき‐め【蟇目/引目】
《「響目(ひびきめ)」の略。射たときに音を響かせるところからいう。また、穴の形が蟇の目に似ているからともいう》朴(ほお)または桐(きり)製の大形の鏑(かぶら)。また、それをつけた矢。犬追物(いぬ...