ぞう‐じ【造次】
《古くは「そうし」「ぞうし」とも》とっさの場合。ごく短い時間。「尊い神の道を奉じて—にも顛沛(てんばい)にも神の御恵を感謝せねばなりませぬ」〈魯庵・社会百面相〉
ぞうじ‐し【造寺司】
古代、寺院の造営や造仏の際、臨時に置いた職。造東大寺司など。
ぞうじ‐てんぱい【造次顛沛】
《「論語」里仁の「君子は食を終うる間も仁に違(たが)うこと無し。造次にも必ず是(ここ)に於いてし、顛沛にも必ず是に於いてす」から》とっさの場合とつまずいて倒れる場合。わずかな時間のたとえ。
ぞうじんぐうし‐ちょう【造神宮使庁】
もと内務大臣の監督下にあり、伊勢神宮の造営、神宝・装束の調進などをつかさどった官庁。
ぞう‐すい【造水】
[名](スル)海水や排水から塩分や不純物などを取り除いて、飲料水を作ること。
ぞう‐せい【造成】
[名](スル)手を加えて、ある形につくること。こしらえること。「工業用に—した埋め立て地」「宅地—工事」「—地」
ぞうせい‐おんせん【造成温泉】
地下水・水道水と火山性ガスを混合して作る温泉。大涌谷(おおわくだに)のものが有名。 [補説]温泉法では、地中から湧出する水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)も温泉と定義する...
ぞうせい‐き【造精器/蔵精器】
シダ植物・コケ植物や藻類・菌類などの雄性の生殖器官。中に精子をつくる。→造卵器
ぞうせいき‐たく【造精器托】
⇒雄器床
ぞうせいきのう‐しょうがい【造精機能障害】
精巣で精子をつくる機能に異常がみられること。無精子症・乏精子症・精子無力症などがあり、男性不妊の原因の9割以上を占める。