ぎへい‐うんどう【義兵運動】
日清戦争後から韓国併合前後までの朝鮮民衆による反日武装闘争。とりわけ1907年の日本の統監府による韓国軍隊解散をきっかけに運動は全国的規模で激化。日本は大規模な部隊を送り鎮圧にあたった。
クラルテ‐うんどう【クラルテ運動】
バルビュスが第一次大戦の従軍経験から立ち上げた国際的な平和・反戦運動。日本からは小牧近江らが参加、のちに同運動の思想を反映した「種撒く人」誌を創刊。→クラルテ
ケプラー‐うんどう【ケプラー運動】
ケプラーの法則に従う運動。太陽系における惑星や、惑星の周囲をめぐる衛星の運動をさし、一般に中心天体以外の重力による摂動は無視される。
げんけいしつ‐うんどう【原形質運動】
植物細胞・原生動物細胞の原形質流動や、変形菌の変形体の運動などの、細胞内の運動の総称。鞭毛(べんもう)運動や繊毛運動も含む。
げんすいばく‐きんしうんどう【原水爆禁止運動】
第二次大戦後に起こった、原水爆の製造・実験・使用の禁止と廃棄を求める平和運動。特に、昭和29年(1954)の第五福竜丸事件を契機に原水爆禁止署名運動が全国的に広まり、翌年8月には広島で第1回原水...
げんぶんいっち‐うんどう【言文一致運動】
言文一致により、思想・感情を自由・的確に表現するための文体革新運動。明治初期に起こり、二葉亭四迷・山田美妙・尾崎紅葉らが各自の作品に試みてからしだいに普及し、現在の口語文に至る。
げんり‐うんどう【原理運動】
1954年、キリストの再臨と称する韓国の文鮮明が起こした世界基督教統一神霊教会(統一教会)の布教活動。1960年代に日本にも伝わった。 [補説]同組織は現在、名称を「世界平和統一家庭連合」と変更...
こうぞう‐うんどう【構造運動】
褶曲(しゅうきょく)・断層など、地層・岩石の変形や破壊を引き起こす地殻運動の総称。造構造運動。
こうにち‐うんどう【抗日運動】
日本の帝国主義的侵略に対する中国人民の抵抗運動。日露戦争後の日本の進出拡大に対する排日運動が、満州事変を機に抗日運動に転化し、1937年には抗日民族統一戦線が結成された。
こうみんけん‐うんどう【公民権運動】
米国の黒人が、人種差別の撤廃と、憲法で保障された諸権利の適用を求めて展開した運動。キング牧師が活躍。1954年に最高裁で、公立学校の人種分離教育への違憲判決が下されたのを機に高まりを見せ、196...