昨日(きのう)は人(ひと)の身(み)今日(きょう)は我(わ)が身(み)
他人にふりかかった災難が、いつ自分にもふりかかるかわからないこと。人の運命の予測しがたいことのたとえ。
きゅう‐せい【九星】
古代中国の「洛書(らくしょ)」の図にあるという九つの星。一白(いっぱく)・二黒(じこく)・三碧(さんぺき)・四緑(しろく)・五黄(ごおう)・六白(ろっぱく)・七赤(しちせき)・八白(はっぱく)・...
きゅう‐めい【窮命】
[名](スル)非常に苦しい目にあうこと。運命がきわまること。「このうえ—させられてたまるものか」〈万太郎・春泥〉
きょう‐く【恐懼】
[名](スル) 1 おそれかしこまること。「震(しん)ただ—して落涙(らくるい)止(とど)まらざるあるのみ」〈露伴・運命〉 2 候文の手紙の末尾に記し、敬意を表す語。「再拝—」「—謹言」 3 昔...
きょう‐げき【矯激】
[名・形動]言動などが並はずれて激しいこと。また、そのさま。「—の言を弄して自ら欺き」〈独歩・運命〉
きょ‐ぜん【居然】
[ト・タル][文][形動タリ]座って動かないさま。じっとしているさま。「—たる一宿儒を以て、朝野の重んずるところたり」〈露伴・運命〉
きり‐ひら・く【切(り)開く】
[動カ五(四)] 1 切って中を開く。「封を—・く」 2 (「切り拓く」とも書く)山を崩したり荒れ地を開墾したりして、道路・宅地・田畑などにする。「丘を—・いて宅地にする」 3 敵の囲みを破って...
きん‐しょう【擒縦】
とりこにすることと、放つこと。意のままにあやつること。「運命の—を感ずる点に於て」〈漱石・思ひ出す事など〉
ぎ‐く【疑懼】
[名](スル)うたがって不安に思うこと。「我軍は再戦して再挫し、猛将多く亡びて、衆心—す」〈露伴・運命〉
ぎけいき【義経記】
室町前期の軍記物語。8巻。作者、成立年代ともに未詳。源義経(みなもとのよしつね)の不遇な幼年時代と、晩年の悲劇的な運命を描いたもの。判官(ほうがん)物語。義経(よしつね)物語。