ただ‐いま【只今/唯今】
[名] 1 今この時。現在。「—の時刻は午前九時です」「—用意しています」 2 ごく近い過去。ほんの少し前。今しがた。「—の報告に異議がある」「—帰ってきたところです」 3 ごく近い未来。すぐ...
ただ…までだ
《「までだ」は、副助詞「まで」+断定の助動詞「だ」》事態はそれだけで、それ以外の事を考える必要はないという意味を表す。事態の成立が未来のとき、動作主体が話し手の場合は決意、話し手以外の場合は確認...
たっ‐け
[連語]《過去・完了の助動詞「た」+終助詞「け」。上に付く語によっては「だっけ」とも》 1 過去のことを詠嘆の気持ちをこめて思い返す意を表す。「あのときは大いに慌て—」「この川で遊んだっけ」 2...
たった
[副]《「ただ(唯)」の音変化》 1 数量が少ないことを強調するさま。わずか。ほんの。「出発まで—1時間しかない」「—の100円だ」 2 ごく近い過去を強調するさま。「—こないだのように思ってい...
たって
[接助]《過去の助動詞「た」の終止形に接続助詞「とて」の付いた「たとて」の音変化》動詞・形容詞、一部の助動詞の連用形に付く。ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞に付く場合は「だって」となる。逆接の仮定...
たて‐じく【縦軸】
1 直交座標の縦の軸。y軸。 2 (比喩的に)時間の経過を縦と見て、過去から現在へのつながり。「先祖から今への—として古典がある」⇔横軸。
たところで…◦ない
《「たところで」は過去の助動詞「た」の連体形+名詞「ところ」+格助詞「で」。「ない」は打消しの助動詞、または形容詞》前件に未成立・既成立の事柄を条件として示し、後件にそれが無駄になるか、もっと悪...
たら
[終助]《過去の助動詞「た」の仮定形「たら」の、仮定を表す「ば」を伴わない用法が固定化したもの》活用語の連用形に付いて婉曲に命令・勧告する意を表す。「早く着替えし—」「とにかく返事だけしとい—」
たり◦けり
[連語]《完了の助動詞「たり」の連用形+過去の助動詞「けり」》…ていた。…てしまったことだ。「飼ひける犬の、暗けれど主を知りて飛びつき—◦けるとぞ」〈徒然・八九〉
たんそ‐よさん【炭素予算】
地球温暖化を一定のレベルに抑える場合に想定される、温室効果ガスの累積排出量(過去の排出量と将来の排出量の合計)の上限値をいう。カーボンバジェット。