はさみ【鋏/剪刀】
《「挟み」と同語源》 1 物を2枚の刃で挟んで切る道具。「裁ち—」「花—」 2 (鋏)切符などに穴をあけたり切り込みを入れたりする道具。パンチ。 3 (「螯」 「鉗」とも書く)カニ・エビなどの節...
はし‐ご【梯子/梯/階子】
1 高い所へ登るための道具で、長い2本の材の間に足がかりの横棒を何本もつけたもの。立てかけたり、つるしたりして用いる。「—をかける」「縄—」 2 階段。段梯子。 3 「梯子酒」の略。転じて、いく...
はす‐の‐は【蓮の葉】
1 ハスの、ほぼ円形をした葉。はすは。 2 「蓮の葉物」に同じ。「麁相(そさう)な道具を—といふごとく」〈浮・好色貝合〉
はすのは‐もの【蓮の葉物】
《盂蘭盆(うらぼん)に食物をハスの葉に盛って供えたところから》 1 盆の供物。「—、五月の甲(かぶと)、正月の祝ひ道具」〈浮・胸算用・一〉 2 一時の用にする品質の粗悪なもの。はすのは。「物のよ...
はた【機】
織物を織る道具。ふつう、動力化される以前の手機(てばた)をいう。織機(しょっき)。また、それで織った織物。「—を織る」
はたき【叩き】
1 はたくこと。 2 室内や器物のほこりを払う道具。細長い布切れ・羽毛などを束ねて柄につけたもの。「—をかける」 3 「叩(はた)き込み」の略。 4 失敗。しくじり。「今までの—を取り返し、此度...
はた‐ぐ【機具】
機を織るための道具。機織り道具。
はた‐もの【機物】
1 布を織る道具。はた。「—の踏み木(ぎ)持ち行きて天の川打橋渡す君が来むため」〈万・二〇六二〉 2 機で織った物。織物。「かにかくに人は言ふとも織り継がむ我が—の白き麻衣」〈万・一二九八〉 3...
はっ‐ちょう【八丁】
1 1丁の8倍の長さ。また、1町歩の8倍の広さ。 2 《八つの道具を使いこなす意。「八挺」とも書く》物事に達者であること。「口も—、手も—」
はな‐どめ【花留(め)】
花材を花器に固定する道具。生花(せいか)では花配りを使い、自由花では剣山・七宝などを用いる。