りん‐り【倫理】
1 人として守り行うべき道。善悪・正邪の判断において普遍的な規準となるもの。道徳。モラル。「—にもとる行為」「—観」「政治—」 2 「倫理学」の略。
りんり‐がく【倫理学】
《ethicsの井上哲次郎による訳語》共同体における人と人との関係を律する規範・原理・規則など倫理・道徳を研究する哲学の一部門。
りんり‐しんがく【倫理神学】
人間の霊魂を救って永遠の生命にあずかるという宗教目的に照らしてみた、人間行為のあり方を研究する神学の一部門。キリスト教における道徳と生活を研究する学問。
ルサンチマン【(フランス)ressentiment】
強者に対する弱者の憎悪や復讐(ふくしゅう)衝動などの感情が内攻的に屈折している状態。ニーチェやシェーラーによって用いられた語。怨恨(えんこん)。遺恨。→奴隷道徳
レビュー【The Review】
英国の小説家デフォーが主宰した雑誌。1704年創刊、1713年廃刊。はじめ週刊誌で、のち週3回発行となる。記事の大半をデフォーが執筆、国内外の政治問題から社会道徳まで幅広い話題を扱った。
ろくし‐げどう【六師外道】
釈迦在世時の中インドの代表的な六人の思想家。仏教側からの称。道徳否定の富蘭那迦葉(ふらんなかしょう)(プーラナ=カッサバ)、決定論の末伽梨拘舎梨(まかりくしゃり)(マッカリ=ゴーサーラ)、懐疑論...
ろっぽうらいきょう【六方礼経】
原始経典。1巻。中国後漢の安世高訳。バラモンの子尸迦羅越(しからおつ)が父の遺命により六方を礼拝していたところ、その姿を見た釈迦が、六方に父母・妻子・師匠・朋友・沙門・奴僕傭人を配して礼拝するよ...
わい‐せつ【猥褻】
[名・形動] 1 みだらなこと。いやらしいこと。また、そのさま。「—な話」「—な記事」 2 法律で、いたずらに人の性欲を刺激し、正常な羞恥心(しゅうちしん)を害して、善良な性的道徳観念に反するこ...