イソップものがたり【イソップ物語】
古代ギリシャの説話集。イソップの作と伝えられる。前3世紀ごろの成立。多く動物を主人公とする寓話(ぐうわ)に託して日常的な道徳教訓を説いたもの。→伊曽保(イソホ)物語
い‐だく【唯諾】
[名](スル)人の言うことをそのまま承知すること。また、その返答。「在来の倫理に—し、在来の道徳を墨守し」〈透谷・明治文学管見〉
イデオロギー【(ドイツ)Ideologie】
1 政治・道徳・宗教・哲学・芸術などにおける、歴史的、社会的立場に制約された考え方。観念形態。 2 一般に、思想傾向。特に、政治・社会思想。
いぬ‐ちくしょう【犬畜生】
犬などのけだもの。また、道徳に外れた行いをする人をののしっていう語。「—にも劣る行為だ」
いまがわじょう【今川状】
今川了俊(いまがわりょうしゅん)が弟の仲秋に与えた家訓。23か条の道徳訓で、江戸時代、子供の手習い本、修身書とされた。今川壁書。
いん‐こう【淫行】
1 みだらなおこない。 2 社会の性道徳から外れた行為。
インタールード【interlude】
1 15世紀に英国で生まれた演劇の一種。それまでの道徳劇の説教じみたところをなくしたもの。 2 幕間(まくあい)。また、幕間劇。 2 間奏。また、間奏曲。
インモラル【immoral】
[形動]不道徳なさま。背徳的。「—な行為」→アンモラル
うんぴょうざっし【雲萍雑志】
江戸後期の随筆。4巻。柳沢淇園(やなぎさわきえん)著と伝えられるが未詳。天保14年(1843)刊。和漢混交文で、志士や仁人の言行を取り上げ、勧善懲悪などの道徳を説いている。
えい‐りん【映倫】
1 《「映画倫理綱領」の略》映画の内容の道徳的低下を防ぐため、映画界が自主的に設けている基準要綱。昭和24年(1949)制定の「映画倫理規程」を平成21年(2009)に改定。 2 《「映画倫理委...