いき‐みたま【生き御霊】
盆に、生きている両親に贈り物をしたり、もてなしをしたりする行事。生き盆。《季 秋》「—七十と申し達者なり/子規」
いくら‐どう【井倉洞】
岡山県中西部、高梁(たかはし)川上流井倉峡にある鍾乳洞。新見(にいみ)市井倉、阿哲台のカルスト地帯に雨水などが浸食してできた。長さ1200メートル。石筍(せきじゅん)・石柱が発達している。
いけ‐くち【いけ口】
《「いけ」は接頭語》人の物言いをののしっていう語。「そ奴を帰して—叩(たた)かれては、此方(こち)とらが身の破滅」〈浄・河原達引〉
いけぶくろウエストゲートパーク【池袋ウエストゲートパーク】
石田衣良の短編小説。実家の果物屋を手伝う主人公マコトが、池袋駅西口公園周辺に集まる若者達のトラブルを解決していく。平成9年(1997)、第36回オール読物推理小説新人賞受賞。
いこう‐こうたい【移行抗体】
母親から子供へ胎盤(反芻(はんすう)類は初乳も含む)を介して移行した抗体。自らの免疫機構が発達するまでの生後数か月間、新生児の血液中で抗体としてはたらく。
いごん‐のうりょく【遺言能力】
遺言をなしうる法的資格。満15歳に達した者で、意思能力があれば、だれでも遺言できる。
いさ‐くさ
1 いざこざ。もめごと。「今度はどうかこうか折り合いがついて、体(たい)した—もないようです」〈三重吉・小鳥の巣〉 2 (副詞的に用いて)ぐずぐず。つべこべ。「そんな人達に会って—口をきくよりも...
いざよいばし【十六夜橋】
石牟礼道子の小説。不知火(しらぬい)の海辺に住む男とそれを取り巻く3代の女達を描く。平成4年(1992)刊行。平成5年(1993)、第3回紫式部文学賞受賞。
いしかわ【石川】
姓氏の一。 [補説]「石川」姓の人物石川倉次(いしかわくらじ)石川光明(いしかわこうめい)石川五右衛門(いしかわごえもん)石川三四郎(いしかわさんしろう)石川淳(いしかわじゅん)石川丈山(いしか...
いしかわ‐の‐しょうじゃ【石川精舎】
敏達天皇13年(584)蘇我馬子(そがのうまこ)が石川の自宅に百済(くだら)伝来の仏像を安置した仏殿。日本最初の寺で、橿原市石川町にある本明寺がその遺址といわれる。