う‐えん【迂遠】
[形動][文][ナリ]《道路などが曲がりくねって目的地までなかなか到達できないの意から》 1 まわりくどいさま。また、そのため、実際の用に向かないさま。「—な方法」 2 世の中の動きに疎いさま。...
ウエンカムイのつめ【ウエンカムイの爪】
熊谷達也の小説。平成9年(1997)、第10回小説すばる新人賞を受賞した、著者のデビュー作。熊と人間との戦いを描く。
ウォディントン‐さん【ウォディントン山】
《Mount Waddington》カナダ、ブリティッシュコロンビア州南西部の山。標高4042メートル。コースト山地の最高峰。周辺一帯は氷河が発達。ワディントン山。
魚(うお)を得(え)て筌(うえ)を忘(わす)る
《「荘子」外物から》魚を得てしまうと、魚とりの道具である筌は不要になり忘れてしまうように、目的を達すると、それに役立ったものの功を忘れてしまうというたとえ。
ウオーターベリー【Waterbury】
米国コネティカット州西部の都市。同州西部の商工業の中心地。19世紀以降、豊富な水力を利用して工業が発達。特にボタン、真(しん)鍮(ちゅう)、時計の製造で知られる。
うかい‐ゆうし【迂回融資】
不正融資の一。銀行などが資金を融資する際に、融資額が信用供与の限度額内であるように見せかけるため、間接的に融資を行うこと。関連会社のノンバンクや大口信用供与先などを経由することによって、結果的に...
う‐がく【有学】
仏語。仏教の真理を知ってはいても、まだ迷いを完全に断ち切っておらず、学ぶ余地のある者。小乗仏教の四果のうち、最後の阿羅漢果にまだ達していない者。⇔無学。
うき‐ごけ【浮苔】
ウキゴケ科の苔類。湿地や水中に自生。多数密集し、葉状体は長さ1〜5センチ、幅1ミリほどの線形で、二またに分かれ、内部は気室が発達。
うきよ‐ばなし【浮世話】
1 世間のうわさ話。世間話。「近所の長屋の妻君達が首を鳩(あつ)めて例の—」〈木下尚江・良人の自白〉 2 色恋の話。「—もささやきの、耳は恋する、目はにらむ」〈浄・国性爺〉
うけざら‐がいしゃ【受(け)皿会社】
1 LBOやMBOによる企業買収で、買収側が出資して設立する会社。金融機関から融資を受けるなどして買収資金を調達し、対象企業を買収・合併する。受け皿企業。 2 ⇒第二会社2