さ‐りゃく【作略/差略】
1 適当にとりはからうこと。「のこりを弥次郎、北八と、おのれが—して、きはめておきしゆゑ」〈滑・膝栗毛・五〉 2 はかりごとをめぐらすこと。策略。「とうとう此方は流人の身と、したのも汝が—だと」...
さん‐ぺい【散兵】
兵士を密集させず、適当な間隔をとって散開させること。また、その兵士。
シェル‐ソート【shell sort】
コンピューターでデータをある基準によって並べかえるソートで使われるアルゴリズムの一。挿入ソートを改良し、隣り合った要素だけを比較するのではなく、ある適当な間隔で取り出した要素列に対し、挿入ソート...
しお‐どき【潮時】
1 潮の満ちる時、また、引く時。 2 物事を始めたり終えたりするのに、適当な時機。好機。「—を待つ」「ピッチャー交代の—」 3 時間。特に、一日のうちで出産や死亡の多く起こる時間。潮の干満の時刻...
しかる‐べき【然る可き】
[連語]《連語「しかるべし」の連体形》 1 (連体詞的に用いて)適当な。ふさわしい。「—人に相談しなさい」 2 (「…てしかるべき」の形で)当然である。当たり前だ。「君は謝罪して—だ」
しかる‐べく【然る可く】
[連語]《連語「しかるべし」の連用形》(副詞的に用いて)適当に。よいように。「—取り計らう」 [補説]慣例的に法曹が法廷などで同意や異議なしの表明の際に用いる。
しかる◦べし【然る可し】
[連語]《ラ変動詞「しかり」の連体形+推量の助動詞「べし」》 1 それが適当であろう。また、ふさわしい。「この儀もっとも—◦べし。さらば書け」〈平家・七〉 2 そうなるはずである。そうなる運命で...
しごき‐おび【扱き帯】
1 女性が、身長に合わせて着物をはしょり上げるのに用いる帯。一幅(ひとはば)の布を適当な長さに切り、くけたりしないで、そのまましごいて使う。腰ひも。 2 花嫁衣装や七五三の盛装などに用いる飾りの...
し‐せん【紙箋】
文字を書くために適当な大きさに切った紙片。「患者の病名だの処方だのを書いた—を繰(く)って」〈漱石・行人〉
してい‐しょねつひなんしせつ【指定暑熱避難施設】
危険な暑さから避難するための場所として、適当な冷房設備を有する等の要件を満たす施設。市区町村によって指定され、「熱中症特別警戒情報」の発表期間中、一般に開放される。クーリングシェルター。 [補説...