おさりざわ【尾去沢】
秋田県北東部、鹿角(かづの)市中西部の地名。銅鉱山の産業遺跡がある。→尾去沢鉱山
オスティア‐アンティカ【Ostia Antica】
イタリアの首都ローマ南西郊にある古代ローマ時代の都市遺跡。紀元前4世紀に植民都市として建設。テベレ川の河口部、ティレニア海に面する貿易港として栄え、最大時の人口は10万人を超えたとされる。3、4...
オトゥスコ【Otuzco】
ペルー北部の都市カハマルカにある遺跡。市街の北東約8キロメートルに位置する。岩山の崖に300以上もの穴があけられ、10世紀頃まで墓として用いたと考えられている。オトゥスコの窓。
オトラル【Otrar】
中央アジアのシルダリア川下流部、アリス川との合流点近くにある古代のオアシス都市の遺跡。現在のカザフスタン共和国南部の町カラタウの近郊に位置する。10世紀から15世紀頃に交易の要衝として栄えた。1...
オホーツク‐ぶんか【オホーツク文化】
奈良・平安時代から鎌倉時代にかけて、北海道北東部、樺太(サハリン)南部、千島(クリル)列島など、オホーツク海沿岸に発達した狩猟・漁労文化。代表的な遺跡は、網走市のモヨロ貝塚。
オリャンタイタンボ【Ollantaytambo】
ペルー南部にあるインカ帝国時代の遺跡。クスコの北西約40キロメートル、ウルバンバ渓谷の北西部に位置する。石組みによる段々畑、太陽神殿の一部と考えられる6個の巨石などが残っている。
オリンピア【Olympia】
《「オリュンピア」とも》ギリシャ、ペロポネソス半島北西部にあったゼウスの神域。古代オリンピック発祥の地。1989年「オリンピアの古代遺跡」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。 米国ワシン...
オリンポス【Olympos/Όλυμπος】
ギリシャ北部、テッサリアとマケドニアの両地方の境にある山。標高2917メートル。ギリシャ神話の神々が頂上に住んだといわれる。同国の最高峰。オリュンポス。 小アジアにあった古代都市。現在のトル...
オルドバイ‐いせき【オルドバイ遺跡】
《Olduvai site》アフリカ東部のタンザニアのオルドバイ峡谷で発見された旧石器時代の遺跡。180万年以前の猿人・原人の化石や、最も初歩的な礫石器(れきせっき)および握斧(あくふ)などを出...
オルホン‐けいこく【オルホン渓谷】
《Orhony khöndii/Орхоны хөндий》モンゴル中央部、オルホン川沿いの渓谷地帯。突厥(とっけつ)文字解読の手掛かりとなった8世紀建立のオルホン碑文、東ウイグル河汗(かがん)...