ご‐めん【御免】
1 正式に免許・認可することを、その決定を下す者を敬っていう語。「名字帯刀が—になる」「天下—」 2 役職などを解かれることを、その決定を下す者を敬っていう語。「お役が—になる」 3 嫌で拒否す...
ごめん‐なさい【御免なさい】
[連語] 1 自分のあやまちをわびるときの言葉。「—、もう二度としません」 2 自分の失礼に対して許しを乞(こ)うときの言葉。「お忙しいのにお邪魔して—」
さえ‐ぎ・る【遮る】
[動ラ五(四)]《「さいぎ(遮)る」の音変化》 1 間に隔てになるものを置いて、向こうを見えなくする。「幕で—・る」「木々に太陽光線が—・られる」 2 進行・行動を邪魔してやめさせる。妨げる。「...
ささえ‐だて【支へ立て】
《「だて」は接尾語》じゃまをすること。じゃまだて。「邪魔な額ゆゑ取りおろすを、—なす、不届き者めが」〈伎・暫〉
さ‐とう【左道】
《「さどう」とも。昔、中国では右を尊び、左を正しくないとしたところから》 1 正しくない道。邪道。「—の論」 2 不都合であること。不謹慎であること。「葦原国の帝、あまりに御心—にて、十郎姫が姿...
山中(さんちゅう)の賊(ぞく)を破(やぶ)るは易(やす)く心中(しんちゅう)の賊(ぞく)を破(やぶ)るは難(かた)し
《王陽明「与楊仕徳薛尚誠書」から》山中に立てこもっている賊を討伐するのはやさしいが、心の中の邪念に打ち勝つことはむずかしい。自分の心を律することは困難であるというたとえ。
さんちょう‐は【三鳥派】
日蓮宗富士派の一分派。寛文年間(1661〜1673)に三鳥院日秀が唱えたが、邪宗として禁圧された。
さん‐どう【三道】
1 「三行(さんこう)」に同じ。 2 律令制で大学寮に設置された3学科。明経(みょうぎょう)道・明法(みょうぼう)道・算道。 3 兵家で、兵を用いる三つの方法。正兵・奇兵・伏兵。 4 仏語。...
ざいじゃりん【摧邪輪】
鎌倉時代の仏教書。3巻。明恵(みょうえ)高弁著。建暦2年(1212)成立。法然の「選択集(せんちゃくしゅう)」を批判したもので、浄土教に大きな波紋を巻き起こした。於一向専修宗選択集中摧邪輪。
しお‐ひ【潮干】
1 潮が引くこと。ひき潮。また、潮が引いて現れた砂浜。 2 「潮干狩り」に同じ。《季 春》「—より今帰りたる隣かな/子規」「友達同志の無邪気な遊事の有様や、弟等と—に行ったことや」〈宙外・独行〉