さあたあ‐あんだぎい
《多く「サーターアンダギー」と書く。「さあたあ」は砂糖、「あんだぎい」は揚げ物の意》小麦粉に砂糖・卵・ふくらし粉などをまぜた生地を球状にして油で揚げたもの。沖縄県の郷土菓子。
さけ‐ずし【酒鮨】
鹿児島県の郷土料理。地酒と塩で調味した鮨飯と各種の具とを、琉球塗の鮨桶(すしおけ)に交互に詰め、3時間ほど軽く重石(おもし)をかけたもの。
ささ‐だんご【笹団子】
もち米とうるち米の粉にヨモギの葉をまぜてこね、小豆餡(あずきあん)を包み、笹の葉でくるんで蒸したもの。新潟県の郷土菓子。
さつま‐じる【薩摩汁】
鶏肉・豚肉・大根・ごぼう・里芋・こんにゃくなどを煮込んだ味噌汁またはすまし汁。鹿児島の郷土料理で全国に広まった。《季 冬》
さはち‐りょうり【皿鉢料理】
生物(なまもの)とよぶ刺身やたたき、組み物とよぶ鮨(すし)、煮物、焼き物などを大皿に盛り合わせたもの。高知県の代表的な郷土料理で、主として宴会用。さわちりょうり。
さら‐うどん【皿饂飩】
北九州地方の郷土料理。細いうどんを揚げたり炒(いた)めたりして皿に盛り、肉・野菜などの具を炒めてのせたもの。
さる‐ぼぼ【猿ぼぼ】
《「ぼぼ」は赤ん坊の意》岐阜県飛騨地方の郷土玩具。腹掛け姿の赤ん坊をかたどった、赤い布製の人形。
さんぺい‐じる【三平汁】
ニシンのぬか漬けやサケのあらなどを野菜と煮合わせた塩汁。北海道の郷土料理。松前藩賄方、斎藤三平の創案という。《季 冬》
ザプリツェ‐じょう【ザプリツェ城】
《Grad Zaprice》スロベニア中北部の都市カムニクの旧市街にある邸宅。16世紀にルネサンス様式で建造され、後に後期バロック様式で改築された。宗教改革時にはルーテル派が隠れ家として利用した...
しもつかれ
大根おろしに酒粕(さけかす)、煎り大豆、塩鮭の頭、細かく切った野菜などを加えて煮た料理。栃木県などの郷土料理で、古くは大根おろしと煎り大豆に酢をかけてつくった。初午(はつうま)の日に稲荷神社に供...