さんしょう‐くい【山椒喰】
スズメ目サンショウクイ科の鳥。スズメよりやや大形で、後頭部の辺りは黒く、背は灰色、額と腹が白い。日本では夏鳥として山地にみられ、ヒリヒリッと鳴く。《季 春》「風くれば檜原(ひばら)したたり—/波郷」
さん‐たっそん【三達尊】
《「孟子」公孫丑下から》天下で尊ばれる三つのもの。朝廷では爵位、郷里では年齢、民を治める者では徳。
さんぺい‐じる【三平汁】
ニシンのぬか漬けやサケのあらなどを野菜と煮合わせた塩汁。北海道の郷土料理。松前藩賄方、斎藤三平の創案という。《季 冬》
さん‐りょう【山梁】
1 山中の谷川にかけた橋。 2 《「論語」郷党から》キジの別名。
さん‐ろう【三老】
中国、漢代に県や郷に置かれた郷官の一。父老中の有徳者として、その地方の住民の教化をつかさどった。
ざい【在】
1 《「在郷(ざいごう)」の略》いなか。在所。多く、都市の周辺にいう。「埼玉の—に住む」 2 その場所にいること。また、地名の上に付けて、そこにいることを表す。「—、不在を確かめて訪問する」「—...
ざい【在】
[音]ザイ(呉) [訓]ある います ます まします [学習漢字]5年 1 そこにある。いる。「在学・在庫・在宅/介在・健在・現在・散在・自在・実在・所在・潜在・存在・滞在・不在」 2 住んでい...
ざい‐きょう【在郷】
[名](スル)郷里にいること。ざいごう。「—する者だけでクラス会を開く」
ざい‐こく【在国】
1 都にではなく故郷にいること。在郷(ざいきょう)。 2 江戸時代、大名やその家臣が自分の領国にいること。→在府
ざい‐ごう【在郷】
[名](スル) 1 都会から離れた地方。田舎。在所。ざい。「—の農家」 2 郷里にいること。ざいきょう。