しゅう‐かん【醜漢】
1 恥ずべき行為をする男。「殆んど郷党の歯(よは)ひするを恥じる—だ」〈魯庵・社会百面相〉 2 容貌(ようぼう)のみにくい男。
しゅうちゃくえきさつじんじけん【終着駅殺人事件】
《「終着駅」は「ターミナル」とも読む》西村京太郎の長編推理小説。寝台特急ゆうづる7号で故郷へ向かう同窓生たちを襲った連続殺人事件の顛末を描く。十津川警部シリーズ。昭和55年(1980)刊行。翌年...
しゅ‐か【首夏】
1 夏の初め。初夏。「—に及んで尽(ことごと)く田舎の別業に行き」〈織田訳・花柳春話〉 2 陰暦4月の異称。《季 夏》「—の家朝に深夜に貨車轟き/波郷」
シュクメルリ【shkmeruli】
ジョージアの郷土料理。鶏肉を焼き、ニンニク、バター、塩、水を加えて煮込んだもの。コエンドロ、フェヌグリークなどの香辛料や、牛乳などの乳製品を加えることもある。
しゅじゅつしつ【手術室】
東郷青児の絵画。カンバスに油彩。昭和5年(1930)、二科会の会員となり第17回二科展に出品した作品。大分県立美術館蔵。
しゅちゅうか【酒中花】
石田波郷の第7句集。昭和43年(1968)刊。第19回芸術選奨文部大臣賞を受賞。石田没後の昭和45年(1970)には、遺族によって編まれた第8句集「酒中花以後」が刊行されている。
しゅっ‐きょう【出郷】
[名](スル)故郷を離れて他の土地へ行くこと。「勉学の道を志して—する」
しゅっ‐ぽん【出奔】
[名](スル) 1 逃げだして行方をくらますこと。逐電(ちくでん)。「親に逆らって郷里を—する」 2 江戸時代、徒士(かち)以上の武士の失踪(しっそう)をいう。
しゅつ‐ゆう【出遊】
[名](スル) 1 戸外に出て野山に遊ぶこと。「将軍家の—のおりの休憩所として」〈秋声・あらくれ〉 2 他郷に遊学すること。
しゅん‐かん【笋羹/笋干/筍干】
1 普茶料理の一。季節の野菜などを盛り込んだ煮物料理。 2 鹿児島県の郷土料理。筍(たけのこ)・塩豚(古くはイノシシ)・野菜を合わせて煮る春の祝い料理。 3 食器の一。飯茶碗より大きく、ふつう羹...