つばき‐もち【椿餅】
1 「つばいもち」に同じ。 2 蒸した道明寺糒(ほしい)または上糝粉(じょうしんこ)でこしあんを包み、椿の葉2枚で挟んだ餅菓子。《季 春》「妻在らず盗むに似たる—/波郷」
つる【鶴】
俳誌。昭和12年(1937)、石田波郷主宰により創刊。同人に、石塚友二・今井杏太郎ら。波郷没後は石塚らが主宰を継承。
つるがおか‐はちまんぐう【鶴岡八幡宮】
神奈川県鎌倉市雪ノ下にある神社。祭神は応神天皇・比売神(ひめがみ)・神功(じんぐう)皇后。康平6年(1063)源頼義が、石清水(いわしみず)八幡宮の分霊を鎌倉の由比郷鶴岡に勧請(かんじょう)した...
つるのめ【鶴の眼】
石田波郷の俳句集。昭和14年(1939)刊行。
てえ◦り
[連語]《「とい(言)う」に完了の助動詞「り」の付いた「といえり」の音変化。主に古文書や漢文訓読系の文などで「者」を訓読するときに用いられる》上の文を引用し強調する意を表す。…ということだ。→て...
てまり‐ばな【手鞠花】
オオデマリの別名。《季 夏》「病棟に病連衆あり—/波郷」
てん‐がい【天涯】
1 空のはて。「彗星が—から来って」〈魯庵・社会百面相〉 2 故郷を遠く離れた地。「如何に—の遊子たる予自身を憫みしか」〈芥川・開化の殺人〉
てんがい‐こどく【天涯孤独】
遠く異郷に、ひとり暮らすこと。また、身寄りがないこと。「—の身の上」
てんじん‐がわ【天神川】
鳥取県中央部を流れる川。東伯(とうはく)郡三朝(みささ)町の津黒(つぐろ)山(標高1118メートル)に源を発する竹田川が北流して小鴨(おがも)川などの支流を合わせ、同郡湯梨浜(ゆりはま)町と北栄...
ディアスポラ【(ギリシャ)Diaspora】
《散らされた者の意》離散して故郷パレスチナ以外の地に住むユダヤ人。また、その共同体。