にゅう‐よう【入用】
[名・形動] 1 その用に必要であること。また、そのさま。いりよう。「—な品を都合する」 2 その用に必要な金銭。費用。「無益に金を費して—不足すれば」〈福沢・学問のすゝめ〉
ぬきうち‐かいさん【抜(き)打ち解散】
政府の都合で、何の予告もなく衆議院を解散すること。
ぬり‐かく・す【塗(り)隠す】
[動サ五(四)] 1 上から塗って見えないようにする。「壁の落書きを—・す」 2 失敗など都合の悪いことを人に知られないようにする。「欠損を—・す」「身内の恥を—・す」
ハッピー‐エンド
《happy endingから》小説・演劇・映画などで、物語の最後が都合よくめでたく終わること。幸福な結末。
ばつ
《「場都合」の略、または「跋」と同語源という》 1 その場のぐあい・調子。「見方によって、好い都合にもなり、又悪い—にもなる此機会は」〈漱石・明暗〉 2 つじつま。→ばつを合わせる
ばつが悪(わる)・い
きまりが悪い。ぐあいが悪い。 [補説]「ばつ」は「場都合」の略という。「罰が悪い」と書くのは誤り。
バヨネット【(ドイツ)Bajonett】
3〜4本の爪とストッパーによってロックされるレンズマウント。自動絞りや開放測光、オートフォーカスの駆動などの連動に都合がよく、一眼レフカメラの大半がこの方式を採用。
ばん‐しょう【万障】
いろいろの不都合な事情。種々の故障や差し支え。「—繰り合わせて出席する」
万障(ばんしょう)繰(く)り合(あ)わ・せる
いろいろな支障をうまくやりくりして都合をつける。「—・せて駆けつける」
ばん‐ぽう【万方】
1 あらゆる方面。すべての方面。「—都合よくなるではないか」〈左千夫・春の潮〉 2 いろいろの方法。すべての手段。「果して自分は医師として、—を尽したろうか」〈芥川・枯野抄〉