うちこし‐ざけ【打ち越し酒】
酒宴の席で、席順などによらず、名ざしで杯を差すこと。「酔(よ)ひのまぎれに年一つ—の二年酔(にねんゑひ)かな」〈虎明狂・餅酒〉
うま‐さけ【味酒/旨酒】
[名]《「うまざけ」とも》酒の美称。味のよい酒。美酒(びしゅ)。「勝利の—を汲む」 [枕]神に供える美酒や、それを醸造する瓶(かめ)を「みわ」というところから、「三輪」と、その別名の「三室(...
うめ‐しゅ【梅酒】
青梅を焼酎(しょうちゅう)と氷砂糖、またはみりんに漬けて造った果実酒。梅焼酎。うめざけ。ばいしゅ。《季 夏》「貯へておのづと古りし—かな/たかし」
えんめい‐しゅ【延命酒】
薬酒の一種。飲むと長生きができるという。
おい‐ざけ【追い酒】
酒を十分に飲んだうえに、さらに飲む酒。
おう‐しゅ【黄酒】
中国酒で、穀類を原料とする醸造酒の総称。こうしゅ。ホワンチュー。
こう‐しゅ【黄酒】
⇒おうしゅ(黄酒)
おお‐ざけ【大酒】
多量の酒。たいしゅ。「—をくらう」
おおみ‐き【大御酒】
神や天皇などに奉る酒。「親王(みこ)にむまの頭(かみ)、—まゐる」〈伊勢・八二〉
おたち‐ざけ【御立ち酒】
民謡の一。宮城県で、婚礼の儀式が終わって客を送るときに庭先でうたう。