せめ‐ふ・す【責め伏す】
[動サ下二] 1 厳しく言って、無理に承服させる。説き伏せる。「—・せられければ、なまじひに山科へ向ひてけり」〈愚管抄・五〉 2 問いつめる。詰問する。「言葉を以て—・せて問はんずるものを」〈義...
セロ‐リコ【Cerro Rico】
《スペイン語で「富の山」の意》ボリビア南部の都市ポトシの南郊にある鉱山。スペイン統治時代の16世紀半ばより銀の採掘が始まり、多くの先住民やアフリカ人奴隷が過酷な労働を強いられたが、19世紀に枯渇...
たい‐しょ【大暑】
1 厳しい暑さ。極暑。酷暑。「記録的な—」 2 二十四節気の一。7月23日ごろ。一年のうちで、最も暑い時期。《季 夏》「念力のゆるめば死ぬる—かな/鬼城」
たこ‐べや【蛸部屋】
第二次大戦前に、北海道・樺太の炭鉱などでみられた労働者の宿舎。過酷な労働を強い、ここに入ると蛸壺(たこつぼ)の蛸のように出られなくなるところからいう。→飯場(はんば)制度
た‐ひばり【田雲雀】
セキレイ科の鳥。全長16センチくらい。羽色は褐色で、同じセキレイ科のビンズイに酷似。歩くとき尾を上下に振る。日本では冬鳥として渡来し草原や田畑でみられる。《季 秋》
ダカール‐ラリー【Dakar rally】
世界的な自動車ラリー競技大会。創始者はフランスのティエリー=サビーヌ。フランスのパリからセネガルのダカールまで約1万2000キロメートルを走破する「パリ‐ダカールラリー」として1979年に創設。...
ち‐なまぐさ・い【血腥い】
[形][文]ちなまぐさ・し[ク] 1 血のにおいがする。「生焼けで、まだ—・い」 2 戦争や殺傷事件などで、流血を見るような残酷な状態である。「—・い事件」
血(ち)も涙(なみだ)もな・い
全く人情味がない。冷酷そのものである。「—・い借金の取り立て」
ちゅうぶ‐アフリカ【中部アフリカ】
アフリカ中央部を占める地域。チャド・中央アフリカ・カメルーン・赤道ギニア・サントメプリンシペ・ガボン・コンゴ共和国・コンゴ民主共和国・アンゴラからなる。全体的に酷暑の地域だが、降雨量によって熱帯...
ちょき‐がかり【猪牙掛(か)り】
[名・形動]猪牙舟のように威勢のよいこと。勢いにまかせて物事を行うこと。また、そのさま。「戻りましたらすぐさし上げますっていうような酷(ひど)く—なことをいうから」〈万太郎・末枯〉