は・く【掃く/刷く】
[動カ五(四)] 1 箒(ほうき)でごみを払い除く。そうじをする。「部屋を—・く」 2 (刷く)はけや筆などでさっと塗る。「紅を—・く」 3 蚕の掃き立てをする。 4 遊里で、相手を決めず多数の...
はく‐じん【白人】
1 白色人種に属する人。 2 ㋐物事に未熟な人。不慣れな人。しろうと。「京の色里にて手弱き客を—と言へり」〈浮・常々草〉 ㋑江戸時代、京都の祇園や大坂の曽根崎などにいた私娼(ししょう)。しろうと...
はこね‐じ【箱根路】
小田原から箱根峠を越えて三島に至る道。約31キロ。北方の足柄峠を通る足柄路に対していう。箱根八里。
はこね‐はちり【箱根八里】
《東海道小田原宿から三島宿まで約8里あるところから》箱根路のこと。 [補説]作品名別項。→箱根八里
はさみ‐ことば【挟み詞/挿み語】
1 文章の間に挟み込む言葉。挿入句。 2 江戸時代、多く遊里で行われた隠語の一種。言葉の各音節の間に、他の音節を挟んでいうもの。ふつう前の音と同じ段のカ行の音節を挟む。「あきれたひと」を「あカき...
はしょうふう‐きん【破傷風菌】
破傷風の病原菌。グラム陽性の桿菌(かんきん)。嫌気性で、土壌中に存在する。明治22年(1889)北里柴三郎が培養に成功し、抗毒素血清を作った。
はちり‐はん【八里半】
《味が栗(くり)(九里)に近いというしゃれから》焼き芋。
はっけんでん【八犬伝】
「南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)」の略称。
はっ‐しょう【八将】
関東に勢力を張った八家の豪族。下総(しもうさ)の千葉・結城、安房(あわ)の里見、常陸(ひたち)の小田・佐竹、下野(しもつけ)の小山・宇都宮・那須。
は‐とう【波濤】
大きな波。大波。「万里の—を越えて行く」