まち‐ぼけ【待ち惚け】
「まちぼうけ」に同じ。「昌造は—を喰わされた」〈里見弴・安城家の兄弟〉
まっ‐しゃ【末社】
1 本社に付属し、その支配を受ける小神社。摂社に次ぐ格式を有し、本社の祭神や由緒に深い関係をもつ。えだみや。 2 《客をいう大尽(だいじん)を大神にかけて本社にたとえ、それを取り巻くものの意》遊...
まで【迄】
[副助]名詞、活用語の連体形、一部の助詞などに付く。 1 動作・事柄の及ぶ距離的、時間的な限度・範囲・到達点を表す。「ここ—来れば安心だ」「明日—待ってください」「東京から大阪—三時間かかる」...
まで‐に【迄に】
[連語]《副助詞「まで」+格助詞「に」》 1 動作・作用の至り及ぶ限度・範囲を表す。…に至るまで。…まで。「月末—書きあげよう」「我が紐を妹(いも)が手もちて結八(ゆふや)川またかへり見む万代(...
まねび【学び】
まねていうこと。まねること。「妍き少女の巴里—の粧したる」〈鴎外・舞姫〉
ま‐はり【真榛】
榛(はり)の美称。「住吉(すみのえ)の遠里小野の—もち摺(す)れる衣の盛り過ぎ行く」〈万・一一五六〉
まるやま【丸山】
長崎市の遊郭のあった所。遊里は江戸初期に始まり、京の島原、江戸の吉原、大坂の新町と並んで繁栄した。
まるやま‐ワクチン【丸山ワクチン】
皮膚科医の丸山千里が結核患者に癌(がん)発生の少ないことに着目し、ヒト型結核菌から開発した癌(がん)治療用ワクチン。
まわし‐かた【回し方】
遊里で、遊女や芸妓(げいぎ)の送り迎え、その他の雑事をする者。「—はたき火にあたり」〈洒・通言総籬〉
まん‐ざい【万歳】
1 万年。よろずよ。また、長寿や末長い繁栄を祝う言葉。ばんぜい。ばんざい。 2 新年に家々を訪れて祝言を述べ、舞を演じる門付け芸人。また、その芸能。烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)または素襖(...