しゃれ‐のめ・す【洒落のめす】
[動サ五(四)] 1 度を越してしゃれを言う。何でも冗談にしてしまう。終始しゃれを言い続ける。「まじめな話を—・すな」 2 大いにおしゃれをする。「柄にもなく手綺麗に—・して」〈里見弴・多情仏心〉
しゃれ‐ぼん【洒落本】
江戸中期から後期にかけて、主として江戸で流行した遊里文学。通・うがちを主題に、遊里の内部や遊女・遊客の言動を、会話を主にして写実的に描いたもの。寛政の改革で、風俗壊乱を理由に一時禁止された。ふつ...
しゃんす
[助動][しゃんせ|しゃんし|しゃんす|しゃんす|しゃんすれ|しゃんせ]《尊敬・丁寧の助動詞「しゃます」の音変化》四段・ナ変動詞の未然形に付いて、丁寧の意を伴った尊敬の意を表す。なさいます。「明...
しゅっ‐ぽん【出奔】
[名](スル) 1 逃げだして行方をくらますこと。逐電(ちくでん)。「親に逆らって郷里を—する」 2 江戸時代、徒士(かち)以上の武士の失踪(しっそう)をいう。
しゅ‐らい【集礼】
《近世上方語》諸雑費。特に、遊里で揚代以外の種々の出費。「夜見世の間は、揚げ女郎の—を増す」〈色道大鏡・一三〉
しゅり【首里】
沖縄県那覇市東部の地名。旧琉球王朝の首都。旧首里市で、昭和29年(1954)那覇市に合併。
しゅりじょう‐こうえん【首里城公園】
沖縄県那覇市にある公園。園内には守礼門などの文化財が点在する。平成4年(1992)再建の首里城正殿などは令和元年(2019)の火災で全焼。海洋博公園とあわせて、国営沖縄記念公園をなす。
しゅれい‐もん【守礼門】
沖縄県那覇市の旧首里城大手にある門。尚清王時代(1527〜1555)に創建。「守礼之邦」の額が掲げられていたことから名づけられた。
正月(しょうがつ)は冥土(めいど)の旅(たび)の一里塚(いちりづか)
⇒門松(かどまつ)は冥土(めいど)の旅の一里塚
しょうくん【昭君】
謡曲。五番目物。胡国へ嫁いだ王昭君と、胡国の王の呼韓邪単于(こかんやぜんう)の亡霊が鏡に映って、公浦(こうほ)の里の老父母に対面する。