ダル【dull】
[形動]動作が鈍いさま。活気のないさま。「あたりの空気を一層—にする」〈里見弴・善心悪心〉
だん‐ちょう【断腸】
はらわたを断ち切ること。はらわたがちぎれるほど、悲しくつらいこと。「—の思い」 [補説]中国、晋の武将、桓温が三峡を旅したとき、従者が捕らえた子猿を追って母猿が百里あまり岸伝いについてきて、やっ...
ちくどの【筑登之】
琉球で里主(さとぬし)に次ぐ官。
ち‐さと【千里】
1 数多くの村里。「月清みよもの大空雲消えて—の秋をうづむ白雪」〈拾遺愚草・上〉 2 たいへん遠い道のり。せんり。「—を行くも親心、子を忘れぬと聞くものを」〈謡・隅田川〉
チャイニーズ‐ウォール【Chinese Wall】
《万里の長城の意》銀行や証券会社で、内部情報を利用したインサイダー取引などを防いだり、利害・目的を異にする部署間の守秘のために設けられた内部の規制のこと。例えば、証券会社の法人担当部と営業担当部...
ちゃ‐こく【茶国】
茶屋で働く女。求めに応じて身を売ることもあった。遊女を傾国といったのに擬した語。茶立て女。「枝は木槲(もっこく)我が身は—、うるさき里の勤めぞと」〈浄・生玉心中〉
ちゃ‐や【茶屋】
1 茶を製造・販売する職業。また、その家。葉茶屋。 2 旅人などに茶菓を供し休息させる店。茶店(ちゃみせ)。「峠の—」 3 江戸時代、上方の遊里で、客に芸者・遊女を呼んで遊ばせた家。揚屋(あげや...
ちゃや‐まち【茶屋町】
1 茶屋が軒を連ねている所。茶屋の多い町。 2 遊里。色町。
ちゅう【中】
[名] 1 物の大きさが、大と小との間であること。「—サイズの衣服」 2 程度・価値・等級・序列などがなかほどであること。良くも悪くもないこと。「クラスで—の上くらいの成績」 3 本を3冊に分...
ちゅう‐ぐん【中郡】
古代の郡の等級の一。大化の制では4里以上30里以下の郡、大宝の制では8里以上11里以下の郡。→里2