つぼさかれいげんき【壺坂霊験記】
浄瑠璃。世話物。一段。原作者未詳。浄瑠璃「観音霊場記」に2世豊沢団平・加古千賀夫妻が補訂・作曲。明治12年(1879)大阪大江橋席初演。お里と座頭沢市(さわいち)との夫婦愛に、壺阪寺の観音の霊験...
つもるこいゆきのせきのと【積恋雪関扉】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。宝田寿来作詞、初世鳥羽屋里長作曲。天明4年(1784)江戸桐座初演。逢坂山の関で良岑宗貞(よしみねのむねさだ)と小野小町との恋語りののち、関守関兵衛(実は大伴黒主...
つりがさき‐かいがん【釣ヶ崎海岸】
千葉県南東部、九十九里浜南端にある海岸。サーフィンの盛んな場所として知られ、大会も多数開催されている。
つるしん‐ぼ【吊るしんぼ】
「吊るし2」に同じ。「身幅の狭い—のインバネスの、それも色のやけたやつを」〈里見弴・今年竹〉
つれ‐も‐な・し
[形ク] 1 なんの関係もない。つながりがない。「—・き佐田の岡辺に帰り居(ゐ)ば島の御橋に誰か住まはむ」〈万・一八七〉 2 なんの関心もない。平気でいる。「葦垣(あしかき)の古(ふ)りにし里と...
てい【程】
[音]テイ(漢) [訓]ほど [学習漢字]5年 〈テイ〉 1 物事をはかる基準。決まり。度合い。「程度/規程・章程・方程式」 2 ある範囲を一定の長さ・分量で一区切りずつにしたもの。また、道の...
ていちょう‐こうち【低潮高地】
干潮時には水面上にあるが、満潮時には水面下にある、自然に形成された陸地。 [補説]低潮高地の全部または一部が、本土や島から12海里を超えない領海内にあるときは、その低潮線を領海の基線として用いる...
てき【敵】
1 戦い・競争・試合の相手。「大国を—に回して戦う」「—の意表をつく」「—をつくりやすい言動」⇔味方。 2 害を与えるもの。あるものにとってよくないもの。「民衆の—」「社会の—」「ぜいたくは—だ...
テクノ‐スーパーライナー【techno super liner】
運輸省(現国土交通省)の主導の下に、海上輸送の高速化をはかる目的で、平成元年(1989)から研究開発が進められてきた次世代超高速船。性能は速力50ノット(時速約93キロメートル)、貨物積載重量1...
て‐しょう【手証】
犯罪などの行われた確かな証拠。「どんなに慥(たし)かな—が抑えられようと」〈里見弴・安城家の兄弟〉