て‐づま・る【手詰(ま)る】
[動ラ五(四)]施すべき手段・方法がなくて困る。特に、金銭の工面に困る。「—・っていると思ったら、お前の方でも少しは辛抱して」〈里見弴・多情仏心〉
て‐なら・う【手習ふ】
[動ハ四] 1 字を書く練習をする。習字をする。「この二歌は…—・ふ人のはじめにもしける」〈古今・仮名序〉 2 心に浮かぶ古歌などを無造作に書き記す。「木幡の里に馬はあれどなど、あやしき硯召し出...
て‐ば・る【手張る】
[動ラ四]自分の力にあまる。荷が重すぎる。かちすぎる。「湯元までは爰から五里半、余程道が—・りますから」〈伎・東京日新聞〉
て‐ぶり【手振り】
1 手を振ること。手を動かすこと。また、その手つき。「身ぶり—で説明する」 2 取引所で、場立ちが売買のための合図を手で示すこと。また、その場立ち。 3 競り市などで、競り人が値段をつけるために...
テポドン【大浦洞】
朝鮮民主主義人民共和国のミサイル。1号と2号があり、1号は射程距離が1500キロ程度のIRBM(中距離弾道ミサイル)。2号は6000キロ前後とみられ、ICBM(大陸間弾道ミサイル)に分類される。...
てま・える【手まへる】
[動ハ下一] 1 手に入れる。「彼奴めはぬっくりと銀子(いんつう)を—・へてゐるが」〈浄・七里艇梁〉 2 盗む。「人のもの—・へるほどの働きはありゃせんわい」〈滑・膝栗毛・六〉
てらさ◦う【衒さふ】
[連語]《動詞「て(照)らす」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》自慢する。見せびらかす。「針袋帯び続けながら里ごとに—◦ひあるけど人も咎めず」〈万・四一三〇〉
てるのふじ‐はるお【照ノ富士春雄】
[1991〜 ]力士。第73代横綱。モンゴル出身。本名、杉野森正山(せいざん)。モンゴル語名、ガントルガ=ガンエルデネ。令和3年(2021)横綱に昇進。同年、日本国籍を取得。→第72代横綱稀勢(...
てんくう‐かいかつ【天空海闊】
[名・形動]大空と海が広々としていること。転じて、度量が大きく、こだわりのないこと。また、そのさま。「まだ気持ちが、—に、からっと晴れ亙ってくれないんだ」〈里見弴・安城家の兄弟〉
てんてこ‐まい【天手古舞(い)】
[名](スル)《里神楽などの太鼓の音に合わせて舞う意から》あわててさわぐこと。忙しくてあわただしく立ち働くこと。「客が殺到して—する」 [補説]「天手古」は当て字。