わっかない【稚内】
北海道北端部の市。宗谷総合振興局所在地。宗谷海峡に臨み、日本最北の地の碑の立つ宗谷岬と野寒布(のしゃっぷ)岬がある。カニ・ホタテ・コンブ漁の基地。人口4.0万(2010)。 [補説]アイヌ語「ヤ...
わっ‐と
[副] 1 急に声をあげて泣くさま。「—泣き伏す」 2 大勢の人が一斉に騒ぎたてて声や音を出すさま。「—笑い声が起こる」 3 多数が一斉にある事をするさま。「—野次馬が集まる」
ワット‐タムスア【Wat Tham Sua】
タイ南部、マレー半島西岸の町クラビーの北約10キロメートルにある仏教寺院。石灰岩の切り立った断崖の洞窟にあり、1970年代まで野生のトラが見られたことから、タイガーケーブ(トラの洞窟)とも呼ばれ...
ワディ‐ムジブ【Wadi Mujib】
ヨルダン西部の渓谷地帯。マダバとカラクの中間に位置し、死海東部に注ぐ。旧約聖書にアルノン川の名で登場する。死海沿岸はアイベックスをはじめとする野生動物の宝庫として知られ、保護区に指定されている。
わび‐ちゃ【侘び茶】
茶の湯の一。道具や調度の豪奢(ごうしゃ)を排して、簡素静寂な境地を重んじたもの。村田珠光が始め、武野紹鴎(たけのじょうおう)を経て千利休が大成。
わ・びる【侘びる】
[動バ上一][文]わ・ぶ[バ上二] 1 さびしく思う。心細がる。「独り暮らしを—・びる」「人—・びて淋しき宵を」〈漱石・虞美人草〉 「つれづれ—・ぶる人はいかなる心ならん」〈徒然・七五〉 2 落...
わ‐よう【和様】
1 日本固有の様式。日本式。日本流。和風。 2 書道で、日本風の書体。平安中期、小野道風(おののとうふう)に始まり、藤原行成(ふじわらのゆきなり)の世尊寺流によって大成。法性寺(ほっしょうじ)流...
我(われ)か
1 自分のことか。「秋の野に人松虫の声すなり—と行きていざとぶらはむ」〈古今・秋上〉 2 「我か人か」の略。「いとどなよなよと—のけしきにて臥したれば」〈源・桐壺〉
われ‐のこり【割れ残り】
過去に発生した地震の震源域で、プレートの岩盤が破壊されずに残った領域。 [補説]嘉永7年(1854)の東海地震(安政東海地震)が熊野灘から駿河湾にかけての領域を震源域として発生したのに対し、昭和...
われ‐もこう【吾亦紅/吾木香/我毛香】
バラ科の多年草。山野に生え、高さ約1メートル。葉は長楕円形の小葉からなる羽状複葉で、互生する。8、9月ごろ、分枝した茎の先に暗紅紫色の短い花穂をつける。花びらはない。根と根茎を漢方で地楡(ちゆ)...