ぎそう‐しちや【偽装質屋】
質屋を装って、担保価値のない物品を質として預かり、実質的には年金などを担保に金銭を貸し付け、高額な金利の支払いを要求する詐欺。
ぎゃくイールド‐じょうたい【逆イールド状態】
《イールドは、yield(利回り・利益の意)》短期金利が長期金利を上回っている状態。
ぎゃく‐きんゆうそうば【逆金融相場】
株式相場のサイクルの一つ。物価の過度な上昇や株式・不動産等への過剰な資金流入といった景気の過熱を抑えるために、政策金利が引き上げられることで、市場から資金が流出し、株価が下落していく局面。→金融相場
ぎゃくぎょうせき‐そうば【逆業績相場】
株式相場のサイクルの一つ。景気が本格的に後退し、政策金利が引き下げられるが、企業の業績悪化は止まらず、株価が下落し続ける局面。→金融相場
ぎゃく‐ざや【逆鞘】
1 株式相場で、当然高くてよい銘柄が安く、当然安くてよい銘柄が高いこと。⇔順鞘(じゅんざや)。 2 中央銀行(日本では日本銀行)の基準割引率および基準貸付利率(公定歩合)が市中銀行の貸出金利を上...
ぎょうむ‐じゅんえき【業務純益】
銀行などの金融機関が融資などの本業で得た利益を示す。一般の会社の営業利益に近い。貸出利息の額から預金利息の額を引いた資金利益、手数料等の役務取引等利益、債券・外為等の売買損益を意味する「その他業...
クラウディング‐アウト【crowding out】
1 押し出すこと。押しのけること。 2 政府による国債の大量発行が民間の資金調達と競合を起こし、金融市場が逼迫(ひっぱく)して金利を上昇させ、民間の資金調達が阻害される現象。民間投資の締め出し。...
クレサラ‐もんだい【クレサラ問題】
《クレサラは「クレジット会社」と「サラリーマン金融」から》過酷な取り立てや高金利、多重債務、違法業者の増加、過払い金など、信販会社や消費者金融からの借り入れをめぐる一連の問題。クレジット・サラ金問題。
クレジット‐デフォルト‐スワップ【credit default swap】
信用リスクそのものを売買するクレジットデリバティブの一種。証券化商品や債権などが債務不履行(デフォルト)になった場合に損失を肩代わりしてもらう契約を結んだ金融派生商品(デリバティブ)。損失を肩代...
グレーゾーン‐きんり【グレーゾーン金利】
利息制限法の上限金利15〜20パーセント(元本によって率が変わる)と、出資法の旧上限金利29.2パーセントとの間の金利。この金利で営業する貸金業者が多く、多重債務などの問題を生む原因となった。 ...