リチウム【lithium】
アルカリ金属元素の一。単体は銀白色で軟らかく、金属中最も軽く、比重0.534。水とは反応し水素を発生。炎色反応は紅色。鉱石中から発見され、名は石の意のギリシャ語lithosにちなむ。元素記号Li...
リチウムくうき‐でんち【リチウム空気電池】
《lithium air battery》充電可能な蓄電池の一。電池内のほとんどを負極のリチウムが占め、正極から空気中の酸素を供給して化学反応を起こすことで電気エネルギーを得る。使用済みの電池か...
リチウムポリマー‐でんち【リチウムポリマー電池】
《lithium polymer battery》蓄電池の一。正極にリチウム金属酸化物、負極に炭素材を使用し、電解質として、ポリエチレンオキシドやポリフッ化ビニルデンなどを含む高分子ゲル(ポリマ...
りっ‐かん【律管】
調子笛の一種。古代中国で発明された、音楽の調律の標準となる管で、日本では主に雅楽で用いられた。12本の中空の竹または金属製の管を長短の順に並べ、下端を指でふさぎ、上端から息を吹き込んで鳴らす。
リトアニア【Lithuania】
ヨーロッパ北東部、バルト海に面する国。正称、リトアニア共和国。首都ビリニュス。機械・金属加工業が盛んで、亜麻を産する。13世紀にリトアニア大公国が成立、1385年にポーランドとの連合王国となり、...
リベット【rivet】
重ね合わせた鋼材を締結するのに用いる金属製の機械部品。丸形・平形・皿形などの頭部をもち、軸部を接合する穴に下から差し込んで、余りの軸端をつぶして締結する。締め釘(くぎ)。鋲(びょう)。
リペツク【Lipetsk/Липецк】
ロシア連邦西部、リペツク州の工業都市。同州の州都。ボロネジ川沿いに位置する。18世紀初頭、ピョートル1世が砲弾を作るための工場を建設。以来、旧ソ連時代にいたるまで冶金(やきん)工業、金属工業、機...
りゅうか‐すいそ【硫化水素】
水素の硫化物。腐卵臭のある無色の有毒気体。硫黄を含むたんぱく質が腐敗したときに生じ、また火山ガスや鉱泉中に含まれる。実験室では硫化鉄を塩酸で分解して得る。水に溶けて弱酸性を示す。各種金属塩の水溶...
りゅうか‐どう【硫化銅】
銅の硫化物。 1 硫化銅(Ⅰ)。金属光沢のある暗灰色の結晶。天然には輝銅鉱として産する。化学式Cu2S 2 硫化銅(Ⅱ)。黒色の粉末または結晶。天然には藍銅鉱(らんどうこう)として産する。化学式CuS
りゅうか‐ぶつ【硫化物】
硫黄と、それよりも陽性の元素との化合物。天然に鉱物として広く存在し、硫黄あるいは重金属の原料。多くは酸により分解して硫化水素を発生する。