きん‐かいきん【金解禁】
金貨幣または金地金の輸出禁止を解除すること。特に日本では、昭和5年(1930)浜口内閣が金の自由輸出禁止を解除し、金本位制度に復帰させた政策をいう。金輸出解禁。
きんかい‐しじょう【金塊市場】
⇒金市場
きんかいしゅう【金槐集】
「金槐和歌集」の略。
きんかい‐そうば【金塊相場】
金市場で成立する金塊の売買相場。
きんかいわかしゅう【金槐和歌集】
《「金」は「鎌」の偏、「槐」は大臣の意》鎌倉3代将軍源実朝の私家集。1巻。建暦3年(1213)成立か。約700首を、春・夏・秋・冬・恋・雑に分類。万葉調の力強い歌風が特徴。金槐集。鎌倉右大臣家集。
きんか‐ぎょくじょう【金科玉条】
《揚雄「劇秦美新」から》最も大切な法律・規則。絶対的なよりどころとなるもの。「父の教えを—とする」
きん‐かく【金閣】
1 黄金で飾った高殿。また、豪華な楼閣。 2 鹿苑寺(ろくおんじ)の舎利殿の通称。
きん‐かく【金革】
1 刀剣と甲冑(かっちゅう)。武器。武具。 2 戦争。いくさ。
きん‐かくし【金隠し】
1 大便所の切り穴の前に設けたおおい。また、そのように作られた陶製の便器。 2 鎧(よろい)の前腰にある草摺(くさずり)。前板(まえいた)。
きんかく‐じ【金閣寺】
京都市北区にある鹿苑寺の通称。足利義満の別荘北山殿(きたやまどの)を、義満の死後、遺言により禅寺としたもの。応永4年(1397)3層の舎利殿を建立し、内外に金箔を押したところから、金閣とよばれ...