こん‐せん【金仙】
仏陀(ぶつだ)のこと。また、釈迦(しゃか)のこと。
こんたい‐じ【金胎寺】
京都府相楽郡和束町にある真言宗醍醐派の別格本山。山号は鷲峰山(じゅぶせん)。天武天皇5年(676)役(えん)の行者の開創と伝え、養老6年(722)泰澄が諸堂を建立。良弁(ろうべん)・行基・空海・...
こんたい‐りょうぶ【金胎両部】
金剛界と胎蔵界。金胎二部。胎金(たいごん)両部。
こん‐ち【金地】
仏寺の異称。須達(しゅだつ)長者が黄金を敷きつめて園林を買い取り、精舎(しょうじゃ)を建てて釈迦に奉った故事による。
こんち‐いん【金地院】
京都市左京区にある南禅寺の塔頭(たっちゅう)の一。応永年間(1394〜1428)、大業徳基が北山に開山し、慶長年間(1596〜1615)に、崇伝(すうでん)が現在地に移した。
こん‐でい【金泥】
「きんでい(金泥)」に同じ。
こんでい‐ごま【犍陟駒/金泥駒】
《(梵)Kaṇṭhakaの音写》悉達(しった)太子が、出家するため王宮を去るときに乗った白い馬の名。
こん‐どう【金堂】
日本の寺院の伽藍(がらん)配置の中心をなす建物で、本尊を安置する堂。本堂。
こん‐どう【金銅】
銅や青銅に金めっきをしたり、金箔を押したりしたもの。仏像の鋳造などに用いた。
こんぱる【金春】
能楽師の姓の一。シテ方と太鼓方にこの姓がある。金春禅竹の曽祖父にあたる26世毘沙王権守(びしゃおうごんのかみ)の童名によったもの。 「金春流」または「金春座」の略。