ぬか‐くぎ【糠釘】
1 きわめて小さい釘。 2 「糠に釘」の略。
糠(ぬか)に釘(くぎ)
ぬかに釘を打つこと。なんの手ごたえもなく、効き目のないことのたとえ。暖簾(のれん)に腕押し。ぬかくぎ。「いくら注意しても—だ」
ねじ‐くぎ【螺子釘】
足の部分に雄ねじが切ってある釘。結合度が強い。
はっすん‐くぎ【八寸釘】
長さ8寸の長い釘。
はな‐くぎ【花釘】
隠し釘の一。釘の頭に花形などの飾りをつけたもの。
びょう‐くぎ【鋲釘】
鋲のこと。
耳(みみ)に釘(くぎ)
聞いている相手の急所をつくこと。「何心なくいふ詞、姫君の—、むっとしたる御顔付」〈浄・時頼記〉
めかす‐くぎ【目鎹釘】
天井や床板を横木に固定するための、鉤(かぎ)型の釘。
め‐くぎ【目釘】
刀身が柄(つか)から抜けるのを防ぐため、茎(なかご)の穴と柄の表面の穴とにさし通す釘。竹・銅などを用いる。目貫(めぬき)。