みわやま‐でんせつ【三輪山伝説】
古事記にみえる、三輪山にまつわる神婚説話。活玉依毘売(いくたまよりびめ)のもとに夜ごと男が訪ねて姫は身ごもる。男の素性を怪しんだ両親は、姫に糸を通した針を男の衣の裾に刺させ、翌朝その糸をたどると...
む・く【向く】
[動カ五(四)] 1 その方向に正面が位置するようにする。対する。面する。「上を—・く」「東に—・く」 2 その方向を指し示す。「磁石の針は北を—・く」 3 その方向・状態にかたむく。「気が—...
む‐げんそく【無原則】
[名・形動]原則がないこと。基本方針がはっきりしていないこと。また、そのさま。「—なやり方」
むこう‐あわせ【向こう合(わ)せ】
1 「向かい合わせ」に同じ。「三つ宛(ずつ)—に並んでいる小型な浴槽の外に」〈漱石・明暗〉 2 釣りで、魚が餌に食いついて釣り針にかかってしまうこと。
むし‐ピン【虫ピン】
昆虫などを標本箱に固定するときなどに用いる針。昆虫針。
むせん‐とじ【無線綴じ】
製本様式の一。折り丁の背を針金や糸で綴じないで接着剤のみで接合する綴じ方。
む‐ていい【無定位】
1 方向・位置・姿勢などの定まらないこと。 2 測定機で、入力停止後も針がもとにもどらず、その時の測定値を指し示していること。
むていい‐けんりゅうけい【無定位検流計】
磁針が地磁気の作用を受けずにどの方向にも向き、任意の位置で停止するようにして、コイルに流れる微弱な電流を測定する検流計。磁気モーメントの等しい2本の磁針を反対向きに上下に並べ、水平につるして一方...
むらさき【紫】
1 ムラサキ科の多年草。山地に生え、高さ30〜60センチ。根は太く紫色。全体に毛が密生し、葉は披針形で互生する。6、7月ごろ、白い小花をつける。根は古くから染料に、また漢方で皮膚病や火傷に用いら...
めいろくざっし【明六雑誌】
明六社の機関誌。明治7年(1874)3月創刊、政府の言論弾圧により、翌年11月第43号で廃刊。広く社会・学術全般にわたる記事・論文を掲載、啓蒙思想の指針となった。