み‐やけ【身焼(け)】
マグロやブリなどの身が白く変色して品質が劣化する現象。釣り上げるときに魚が暴れたり、漁獲後の体温が高い場合などに起こることが多い。
むこう‐あわせ【向こう合(わ)せ】
1 「向かい合わせ」に同じ。「三つ宛(ずつ)—に並んでいる小型な浴槽の外に」〈漱石・明暗〉 2 釣りで、魚が餌に食いついて釣り針にかかってしまうこと。
む‐じゅうりょう【無重量】
人工衛星や自由落下する物体の内部などで、引力と慣性力が釣り合って、重さを感じなくなる現象。重力が働いていないように見えることから、無重力ともいう。→無重力
むじゅうりょう‐じょうたい【無重量状態】
物体の重さが感じられない状態。引力と遠心力が釣り合っている宇宙船や自由落下している空間の内部などでみられ、物体が空中に浮いた状態で静止する。重力が働いていないように見えることから、無重力状態ともいう。
む‐じゅうりょく【無重力】
重力がないこと。恒星や惑星などの引力・遠心力の影響を受けない状態をいう。 [補説]引力と遠心力が釣り合った状態では、重力が働いていないように見えることから、俗に、無重量と同義にも用いられる。
めじな【目仁奈/眼仁奈】
スズキ目メジナ科の海水魚。全長約50センチ。体は楕円形で側扁する。体色は紫黒色。北海道以南の沿岸の岩礁にすみ、海藻や小動物を食う。磯釣りの対象。食用。グレ。
め‐ぬけ【目抜】
フサカサゴ科の海水魚のうち、体色が赤い大形種の総称。バラメヌケ・オオサガ・サンコウメヌケ・アコウダイなど。いずれも深海の岩礁にすみ、釣り上げられると水圧の急変のため目が飛び出す。食用。《季 冬》
もと‐ざお【元竿】
釣りの継ぎ竿や振り出し竿で、手元の1本の竿。
もどり【戻り】
1 もとへもどること。もとの状態にかえること。 2 もとの場所へ帰ること。帰り。また、帰り道。「—はバスにする」 3 鉤(かぎ)や釣り針の端に逆向きにつけたとがり。 4 人形浄瑠璃や歌舞伎で、敵...
もや・う【舫う】
[動ワ五(ハ四)]船と船をつなぎ合わせる。また、杭(くい)などに船をつなぎとめる。むやう。「桟橋に—・う釣り船」