つつ‐じり【筒尻】
1 筒の末端部。 2 鉄砲の後部。
つるべ‐うち【連べ打ち/釣瓶打ち】
[名](スル) 1 鉄砲のうち手が並んでたてつづけにうつこと。「銃を—する」 2 野球で打者が連続して安打すること。「長短打の—」 [補説]「釣瓶打ち」は当て字。
てっ‐か【鉄火】
[名] 1 真っ赤に焼けた鉄。やきがね。 2 刀剣と鉄砲。 3 弾丸を発射するときに出る火。銃火。 4 「鉄火巻き」「鉄火丼(どんぶり)」の略。 5 「鉄火打ち」の略。 6 中世の裁判法の一。...
てっ‐さ
《「てつ」は鉄砲の略で、フグのこと》ふぐさし。主に関西地方でいう。
てっ‐ちり
《「てつ」は鉄砲の略で、フグのこと。「ちり」は「ちりちり」からか》フグのちりなべ。ふぐちり。《季 冬》「—と読ませて灯りゐるところ/青畝」
てっ‐ぽう【鉄砲/鉄炮】
1 火薬の爆発に伴うガス圧によって弾丸を発射する金属製の火器。ふつう小銃をいう。古くは大砲をも称した。 2 《形が1に似ているところから》据え風呂の下部や隅に取り付け火をたくようにした鉄製または...
てっぽう‐あえ【鉄砲和え】
からし酢味噌でネギと魚・貝などをあえたもの。名は、からしが効くところからとも、ネギの芯(しん)が抜けるのが鉄砲に似るところからともいう。
てっぽう‐あしがる【鉄砲足軽】
鉄砲を持って従軍した歩卒。
てっぽう‐あらため【鉄砲改】
江戸幕府の職名。関八州内の庶民が所持している鉄砲を監視・検査したもの。貞享4年(1687)設置、享保4年(1719)大目付の兼役となった。
てっぽう‐うち【鉄砲打ち】
1 鉄砲をうつこと。また、その人。 2 鉄砲を使って猟をすること。狩猟。また、狩猟家。「—に行く」