せん‐てつ【銑鉄】
鉄鉱石を溶鉱炉で還元して取り出した鉄。3〜4パーセントの炭素と少量の珪素(けいそ)・硫黄・燐(りん)などの不純物を含み、硬くてもろい。大部分は製鋼用に、一部は鋳物用に使われる。ずく鉄。ずく。
そうしき‐てつ【葬式鉄】
廃線間際の路線や、引退直前の車両に熱中する鉄道ファン。
そ‐てつ【蘇鉄】
ソテツ科の常緑低木。高さ約3メートル。葉は羽状複葉で、幹の最上部に束生する。雌雄異株。雌花は大胞子葉が多数重なって球形、雄花は小胞子葉が多数らせん状に並んで紡錘形をし、受精は精子による。八丈島・...
たん‐てつ【鍛鉄】
1 鉄をきたえること。また、きたえた鉄。 2 「錬鉄(れんてつ)」に同じ。
ダクタイル‐ちゅうてつ【ダクタイル鋳鉄】
《ダクタイル(ductile)は「延性がある」の意》組織中に球状の黒鉛を含む鋳鉄。片状の黒鉛を含む通常の鋳鉄よりも粘り強く、強度に優れる。水道管などの鋳鉄管や機械部品などに広く使用される。球状黒...
ちか‐てつ【地下鉄】
《「地下鉄道」の略》都市などで、地下にトンネルを掘り、そこに敷設した鉄道。世界最初のものは1863年に英国ロンドンで開通。日本では昭和2年(1927)東京の浅草・上野間が最初。
ちっか‐てつ【窒化鉄】
鉄の窒化物。Fe4Nは室温で強磁性を示す。また、Fe3Nは高硬度で優れた耐摩耗性、耐食性をもつため、フェライト鋼などの表面硬化に用いられる。
ちゅう‐てつ【鋳鉄】
炭素を2.0〜4.5パーセント程度ふくむ鋳物用の鉄。機械加工が容易であるが、衝撃力に弱い。普通鋳鉄・高級鋳鉄・特殊鋳鉄・可鍛鋳鉄などに分類される。いてつ。
い‐てつ【鋳鉄】
⇒ちゅうてつ(鋳鉄)
てい‐てつ【蹄鉄】
馬のひづめの磨滅(まめつ)・損傷を防ぐために、その底に打ちつける鉄具。馬蹄。鉄蹄。