アンバー【umber】
黄褐色の天然鉱物顔料。また、その色。二酸化マンガン・珪酸塩(けいさんえん)などを含む水酸化鉄で、塗料・絵の具の原料とする。ウンブラ。
アンモライト【ammolite】
アンモナイトの化石がもととなった宝石。通常、炭酸塩鉱物の一つである霰石(あられいし)が主成分で、方向によってさまざまな色に見える、オパールや真珠に似た構造色をもつ。北アメリカのロッキー山脈東斜面...
アート‐し【アート紙】
紙面に鉱物性白色顔料を塗り、滑らかさとつやを出した印刷用紙。高品質の写真版印刷などに用いられる。アートペーパー。→コート紙 →光沢紙 →半光沢紙 →マット紙
いし‐わた【石綿】
繊維状の鉱物。蛇紋石が多いが、角閃石もある。熱・電流の不良導体で建築物などの耐火材・保温材に使用。吸入により石綿肺(せきめんはい)や肺癌(はいがん)などの原因となるため、現在では使用禁止。アスベ...
いた‐チタンせき【板チタン石】
二酸化チタンからなる鉱物。褐色・黒などで、ふつうは斜方板状あるいは柱状結晶。斜方晶系。火成岩や変成岩に含まれる。英国の鉱物学者H=J=ブルックにちなみ、ブルッカイトともいう。
イレボ【Ilebo】
コンゴ民主共和国南西部の都市。旧称ポールフランキー。コンゴ川の支流カサイ川に面し、河港をもつ。内陸の都市ルブンバシと鉄道で結ばれる水陸交通の要地であり、鉱物・農産物が輸出される。
いろ‐しすう【色指数】
1 星の色を数量的に示す尺度。写真等級から実視等級を引いた差で表す。赤い星ほど大きい値となる。 2 火成岩分類の基準の一。岩石中に含まれる有色鉱物の割合を百分率で表す。
いわ‐えのぐ【岩絵の具】
日本画に用いる鉱物質の絵の具。藍銅鉱・孔雀石(くじゃくせき)・珊瑚(さんご)・瑪瑙(めのう)などを粉にして精製して作る。群青・緑青・代赭(たいしゃ)など。水に溶けないので膠(にかわ)をまぜて用い...
ウクライナ【Ukraina】
ヨーロッパ東部の共和国。ベラルーシの南、黒海の北にある。首都キーウ。黒土帯で、小麦の大産地。鉱物資源も多く、重工業も盛ん。1991年ソ連邦解体に伴い独立。その後、国内のロシア系住民の処遇をめぐっ...
うちゅう‐しげんほう【宇宙資源法】
「宇宙資源の探査及び開発に関する事業活動の促進に関する法律」の略称。令和3年(2021)施行。宇宙基本法にのっとり、政府の許可の下、事業者が宇宙空間に存在する水や鉱物などの探査・開発・利用を可能...