出典:gooニュース
震災がれき撤去で石綿吸引 中皮腫発症の男性労災認定
阪神大震災に絡む石綿被害で、中皮腫などを発症し労災や公務災害に認定されたのは少なくともこのほかに5件、不認定が1件としている。 センターによると、男性は兵庫県尼崎市出身で道路建設会社に勤務。業務での石綿の使用はなかった。震災発生後約2年間、がれき撤去や運搬、解体に従事した。
阪神・淡路被災地、震災石綿禍の発症本格化か 阪神間の男性、労災認定6人目 潜伏30年超、被害拡大の恐れ
中皮腫の発症には石綿を吸い込んでから平均30~40年かかるとされ、被災地でこれから発症が本格化する恐れがある。専門家らは公的な対策の充実を訴える。 男性は尼崎市出身。自宅周辺は住宅街で、石綿を扱う工場はなかった。道路建設会社に就職し施行管理などを担ったが、業務で石綿の使用はなかったという。
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