繊維状の鉱物。蛇紋石が多いが、角閃石もある。熱・電流の不良導体で建築物などの耐火材・保温材に使用。吸入により石綿肺 (せきめんはい) や肺癌 (はいがん) などの原因となるため、現在では使用禁止。アスベスト。せきめん。
出典:gooニュース
建設石綿・首都圏訴訟、最高裁で結審 メーカーの責任が争点
建設現場でアスベスト(石綿)を吸い込み健康被害を受けたとして、首都圏の元建設作業員や遺族らが、国と建材メーカー42社に計約120億円の賠償を求めて東京地裁に起こした訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は25日、原告、被告双方から意見を聞く弁論を開き、結審した。判決期日は後日、指定される。 東京訴訟の上告審は国の敗訴が既に確定し、メーカーの責任が残る争点となって
建設石綿、東京訴訟が結審=メーカー責任判断へ―最高裁
建設現場でアスベスト(石綿)を吸い込み健康被害を受けたとして、首都圏の元労働者ら約300人が国と建材メーカーに損害賠償を求めた集団訴訟(東京訴訟)の上告審で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は25日、弁論を開き、結審した。判決期日は後日指定される。 東京訴訟は昨年12月、同種訴訟で初めて国の責任が確定しており、二審で認められなかったメーカー12社の責任について判断が示される見通し。
「早く謝罪と補償して」 建設石綿・大阪訴訟、原告側が会見
建設アスベスト大阪訴訟の最高裁決定を受け、原告らが24日、大阪市内で記者会見した。内装工として32年間働いてきた郡家(ぐんけ)滝雄さん(71)=大阪市旭区=は「石綿が危険だと知らされず病気になった。早く謝罪と補償をしてほしい」と求めた。 郡家さんは1971年から、学校や病院などの内装工事に携わった。石綿を含む建材は壁などに使われ、国は当時、「耐火性に優れる」と推奨していた
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