いちょう‐くずし【銀杏崩し】
女性の髪形の一。銀杏髷(まげ)の変形で、浅葱(あさぎ)または紫の縮緬(ちりめん)を髷に巻き込んだもの。幕末の江戸で流行。もとは少女の髪形。
いちょう‐ごけ【銀杏苔】
イチョウウキゴケの別名。
いちょう‐ば【銀杏歯】
下駄の歯で、イチョウの葉のように、下が広がったもの。
いちょう‐ば【銀杏羽】
オシドリの雄の両翼にあるイチョウの葉の形の羽。風切り羽の内側の一対が発達したもので、橙(だいだい)色。思い羽。剣羽(つるぎば)。いちょうばね。
いちょう‐まげ【銀杏髷】
女性の髪形の一。髷をイチョウの葉の形に広げて結ったもの。江戸時代に流行。いちょうわげ。
ぎん‐なん【銀杏】
《「ぎんあん」の連声(れんじょう)。「あん(杏)」は唐音》 1 イチョウの別名。 2 イチョウの実。黄色で悪臭のある外種皮を土に埋めておくなどして取り去り、内部の核の仁(じん)を食用とする。《季...
ぎんなん‐そう【銀杏草】
スギノリ科の紅藻。潮間帯の岩上に群生。高さ10〜25センチ。先が二分した卵形に広がる。北海道から東北地方に分布。糊(のり)の原料や食用とする。えぞつのまた。